シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

シカ肉のハンバーガー

2012年01月23日 | エコな食べ物

去る1月21日、伊豆の国市の韮山時代劇場でのイベントに行って来ました。
「伊豆の国JAZZ 6!」というジャズのライブと、「パン祖のパン祭り」の同時開催。
ジャズライブはみんなアマチュアというコトでしたが、とても楽しかったです。
他のイベントにいつも出てもらってる日大ジャズ&フュージョン部も出演してました。
色々活躍してますねー。
「フライングバーズ」という4人編成のバンドが超上手かった!
また他でライブやったら行きたいなー。

で、パン祖のパン祭り。
初めて行ったのですが色んなパン屋さんが出店してて面白かったです。
中でも、「IZU LOVE バーガー」が美味しかった~!

上の写真がソレですが、ハンバーグの肉はイズシカを使っているのです。
伊豆の鹿ですな。
普通の豚とか牛より、どっしりしてるとゆーか・・・。
歯ごたえもあるし、バンズがまた雑穀米を使った、
しっかりしたパンなんで、それと合うのですよ。

昔、マンガの「美味しんぼ」でハンバーガーの話があったの思い出したー。
挟むハンバーグが上質の肉を使って美味しくても、バンズが普通のパンが普通のだと
釣り合わなくて美味しくないんですと。
このIZU LOVEバーガーは釣り合ってます!

で、バンズの材料の黒米、自家栽培なんですね。
キクイモの粉末を使ったり天然酵母だったりとエライこだわりようです。
形がハートだし!カワイイ。
これで500円って安くない!?

このお店は伊豆市関野の「自然菜食 里恵夢(りえむ)」さん。
今度行ってみよー。

さて、ワタシは日頃から鹿とか猪を食べたいと思っていて
それは家畜の肉よりエコロジーだと考えるからなのです。
全国的だと思いますが、増えすぎてしまった鹿が森林や畑を荒らして「害獣」となっていますね。
鹿を食べるオオカミが居なくなった今、シカは駆除して頭数を制限しなきゃならない。
駆除したら食べるのが供養でもある。
で、食肉として商品となったのが「イズシカ」なのだそう。

こーゆー鳥獣の肉を「ジビエ」というらしい。
ジビエを食すのは家畜の豚や牛を食べるよりエコだとワタシが思うのは
エコロジカルフットプリントが小さくなるから。
例えば、肉牛を育てるためにはエサとして莫大な量の穀物や水が必要であり、
その穀物を育てるのに農地が必要で、森林を伐採したりという事もあるワケで。
そーいう背景の元に、先進国が安い肉を食べているのに対し、
人間が食べる穀物が足りない貧しい国もあったりする。

ジビエは、そーいう育てる水やエサが要らない、エネルギーのかからない食糧なんじゃないか、と。

農場で育てる家畜や畑で採れる野菜も、もちろんありがたく尊い食べ物だけど
自然に育つ動植物をいただくというのも非常に大事なのではないでしょーか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿