地元戦隊 乱レンジャー

え～、本日は前回のブログでお知らせした通り、
「この祭り、乱れ咲き４th」の抽選会での乱レンジャーの台本をご紹介します。

では、どうぞお読み下さいませ。

漆畑「それではこれから、お待ちかねの抽選会を行います。
　　　まだ抽選券がお手元にある方はどうぞ抽選箱に応募して下さい。
　　　その間にこちらにあります賞品を、提供した各店よりご紹介いたします」
司会者が提供の店と品物の説明。
漆畑「これらの賞品をゲットするのは果たしてどの方でしょ～か！？
　　　では、抽選券の半券をご用意 下さい・・・」
「キャ～～～～ッ」という悲鳴の後、銃声が２，３発聞こえる（効果音）
控え室からピストルを持った強盗登場。
強盗「オイ、その賞品全部俺によこせ！！」
金指「何ですか？アナタは！！」
強盗「何でも良いから金目のモノをよこせって言ってるんだよ！
　　（金指を捕まえてピストルを突きつけながら）
　　 オラ！コイツがどうなっても良いのか！？
　　（お客さんにに向かって）お前らも手を頭の後ろに組め！」
（お客さんもこのミニコントに参加してるという気持ちにさせる。
もちろん店のスタッフもみんな手を後ろに。）
漆畑「これは大事な抽選会の賞品だから渡す訳にはいかないわ！！
　　　どうしよう・・・このままでは金指さんが危ない・・・
　　　そうだ、あの人達を呼ぼう！地元戦隊乱レンジャーよ！！
　　　みんなも一緒に呼んで！せ～～～の、乱レンジャ～～～～～～～～！！」
乱レンジャー舞台に上がってポーズ「乱レンジャー、参上！！」（効果音）
乱レッド「オイ、金指さんを放せ！」
強盗「うるせー、俺はなー仕事もしないでダラダラしてただけなのに女房と子供に逃げられて、
　　　残ったのは多額の負債で借金捕りに追われてる最中なんだ！」
乱ピンク「仕事もしないで一日中ダラダラしてたら逃げられるの当たり前よ」
強盗「時々はパチンコ行ってたのに・・・」
乱ピンク「余計悪いわ！！」
強盗「どうせ俺なんか・・どうなったって誰も悲しまないんだよ！！
　　　お前らもみんな道連れだ！（お客さんの方にピストルを向けながら）」（効果音）
乱レッド「そんな事はないぞ、お前にも故郷におふくろさんがいるだろう・・・」

アイリッシュバンド、gigglegigが現れる。
バンドの演奏に合わせて乱レンジャー２人が「かあさんの歌」を歌う
乱レッド＆ピンク「かあさんが～夜なべをして～手袋編んでくれた～木枯らし吹いちゃ冷たかろうて～せっせ～と
　　　　　　　　　編んだだよ～～故郷の便りは届くいろり～～の匂いがした～～～～（最後はハモる）」

しばしの間が空き、変な空気に　　　　　　　　
漆畑「この人達、どこから来たのよ・・・・！？」
強盗「（心を打たれて）ううっ・・・・」
漆畑「えっ、今の歌で感動したの！？」
乱レッド「おふくろさんが泣いてるぞ！！」
強盗「ありがとう。俺、目が覚めました。（金指を放す）これからマジメに働きます。
　　　まず、仕事を探さなきゃ・・・　ハローワークに行ってきます！（駆け出す）」
乱レッド「待て！」
強盗、振り向く
乱レッド「今日は日曜だ、ハローワークは休みだぞ」
強盗「（照れくさそうに頭を掻きながら）いっけね～～～」
乱ピンク「求人なら、乱レンジャーひとり募集中よ」
強盗「（初めはどーゆーこと？みたいな感じで）えっ・・・・？じゃあ俺を・・・」
乱レッド「よろしくな、乱ブルー！！」
強盗「あっありがとう！乱レンジャー！！俺、頑張るよ！頑張って借金返して女房と子供を迎えに行くよ！
　　（と、言っておもむろに服を脱ぎ出すと乱ブルーの衣装を着ている）」
漆畑「もう着てる・・・・」
金指「何言ってんの！！この祭り、乱れ咲きはみんなノーギャラよ！！」
一同「はっはっは・・・・」

漆畑「では、会場に平和が戻ったところで改めて抽選会を始めます。
　　　せっかくですから、乱レンジャーの皆さん、
　　　プレゼンターをやって下さい！」
（全乱レ・うなづく）
当選番号を読み上げますので当たった方は前にお越し下さい」
金指　「（半券を引いて）○○番～～！」

商品を渡し、当選者と乱レンジャーが一緒にチェキで記念撮影。
当選者には撮ったチェキもプレゼント。


こんなカンジでございました。
「かあさんの歌」のくだりは当初、流し風にギターひとりだったのだが
ノリの良いgigglegigがほぼ全員でやってくれました（笑）

脚本、演出はいつものように（笑）ワタクシ、雑貨屋シュルイ店長です。