PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



ご法事の後席に呼ばれ、しばし宗教談義。パチパチ!
ご親戚同士、久しぶりに集っていろいろ積もる話もあるだろうから、邪魔をしないように敢えてそういう席には出ないというご住職もいらっしゃいますが、僕りんは何といっても図々しいし、呼ばれれば必ずご馳走になってます。もちろん、聖職者なのでお酒は飲みません。

日本人の宗教観はホントにおおらかです。何よりも、日本という国自体が良いところで、神の国だとか天国だとかに急いで行く必要は無いのです。しかし、この世で生きていることが苦しくて辛くてたまらない、と思う日がある日突然やってくるかもしれません。そんな時に目をつぶって、悠久の時の中にいる自分を遥か宇宙から眺めたり、道端に咲く花を見つめて、命の繋がりを感じたりできたらいいなと思います。それがその人の宗教でしょう。お前の宗教は原始的だとか説得力に欠けるとか、大きなお世話です。お雑煮の餅が○だとか□だとか、そんなことに優劣をつける必要ありませんもん。

私より若い、施主の長男に「最近、仏教にとっても興味が湧いてきたんです」と言われ、とりあえず本の紹介をしておきました。



○日常の悩みに仏教ってどう答えるの?
真言宗豊山派 密蔵院ご住職、名取芳彦さんの本
『すーっと悩みが消えてなくなるコツ』あさ出版


○いろんな宗派のお坊さんの話を読んでみたい
『そっと後押し きょうの説法』幻冬舎



○僧侶の活動を知りたい
『ルポ 仏教、貧困・自殺に挑む』岩波書店


○お寺や僧侶について
葬送を考える行政書士、勝桂子さんの本
『いいお坊さん ひどいお坊さん』ベスト新書




なんだなんだ、宣伝かっ!?
ええ、まあ、、、。

先日のテレビ番組を巡って、「仏教以外の活動に熱を上げる坊主に布施したくない」と言った意見がネット上にあったのですが、残念ながらその人は番組自体を見ていないのです。もう、固定観念や思い込みでがんじがらめになっていて他の人の意見を聞いても、受け入れることができないのでしょう。大抵の方は、青春時代までに大体、考えや思想、嗜好が固まってしまうといいます。例えば、その頃の髪形や、化粧品を老いるまで続けるのだそうです。
私はいつも柔らか頭でいたいと願って、新興宗教の冊子などもなるべく読むように無駄な努力をしています。、、、、貧乏性なだけかもしれませんが(^^;)

写真~
東仙台駅にて。駅の階段が木製なのにびっくり。雪国ならでは、でしょうか。

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