PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



『JOKER』観てきました。パチパチ!


これ、、、、体調の悪いときには観ない方がいいです。笑いとかロマンスとか、爽快感とか救いとか全然ありません、、、

以下ネタバレ有(反転させて読んでくださいまし)





劇中では、ゴッサムシティの衛生局がストを起こしており、街がゴミだらけになっています。やはりゴミだらけの街は、犯罪を引き起こすなー、なんて。あと、銃が簡単に手に入る世界はやっぱりいかんよ。日本には銃が無くてよかった。


主演のホアキン・フェニックスがまさに怪演。アーサーは脳の障碍のため、精神の堰が壊れると、笑いが止まらなくなる。その、笑いの怖いこと怖いこと。ガクブルgakuburu。
なぜ、アーサーという、子ども好きで親孝行な青年がジョーカーという悪になったのかをなぞる映画なのですが、本人の脳の障碍のせい?で、現実と妄想が入り混じります。持ち上げては落し、持ち上げては落し。この「持ち上げ」があるのが、辛い。
実の父親を見つけたと思ったら、実は母親の妄想。恋人が出来たと思ったら、これは彼の妄想、、、、
さらに、母親が実の母では無いと知り、自分が苦しんでいる脳の障碍が、その母親のネグレクトが原因と分かり、、、、
この瞬間に、彼の心はジョーカーになったのかなーと。


警察に捕まり、病院でカウンセリングを受けているアーサーが笑い出します。
「ジョークを思いついて」
「聞かせて」
「君には理解できないさ」
こうして、心だけでなく、行動でもジョーカーになっていったのでしょう。
カウンセラーの女性は、殺されてしまったのかな、、、、というラストです。こわっ。


ちなみに、字幕ではピエロと出ますが、実際にはクラウンです。これまで拙ブログで何度も書いておりますが、ピエロとは、悲しみを笑いにする、クラウンの一種で、ほほに涙が描かれるのが特徴です。
「結局、私が勝手に一人で舞い上がって、彼と付き合っていると勘違いしていただけ。ふふ、私って、間抜けなピエロね、、、、、」
みたいなのが正しい使い方です(例えが冗長ですみません^^;)


うーむ。これはホアキン・フェニックスは、オスカー取るかもねー。










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