「○○持ってきましたか?」
「いえ、、、」
「○○持って来て下さいって言いましたよね」
「すみません。うちの近くの店をいろいろみたんですけど無かったんです」
「一からやり直しになりますよ。仕方ないカッターでやりますか」
「カッター!?紙ヤスリでいいですか、、、?」
お寺の本堂の建物表示を申請しにいったんですがそのときに法務局の人はちゃんと「OK」をくれたんです。
それなのに
「間違いがあるので砂消しで消して再提出して下さい。」
と電話がかかってきました。仕方なく昨日の朝、法務局へ。
「修正液じゃダメですか?」
「ダメです」
「一曲歌っても?」
「、、、、。」
「訂正してハンコ押すのも?」
「ダメです。砂消しで消す決まりです。そうでなければ初めからやり直しして下さい」
近所の文房具店やスーパーの文具売り場を探したけどやっぱり“砂消しゴム”なんかありません。そりゃそうでしょう。今はみんな修正液や修正テープだもん。
役所ってなんでこうも融通が利かないのかなあ。きっとその決まりができた頃は“砂消し”ってとってもNOWで画期的な文具だったんだろうな。
結局、訂正部分は爪磨きで直しました(^^;)
法務局には『補正コーナー』とかいうお仕置き部屋みたいなとこがあって、そこにいるのはみんな書類に不備があり書き直している人たちです。さすがに爪磨きを使っているのは僕りんだけでした、、、。
もとはといえば
「素人には無理です」
といわれ「何を~!」と意地ではじめた不動産登記。家屋調査士に頼むと大体15~20万くらいかかるそうだけどなんとか自力でできました。砂消しも買わずに済んだし(^^;)
今回の不動産登記や宗教法人の規則改訂に関する手続きで「なんか資格取ろうっかなあ」と思いました。だって何の資格もない僕りんが時間はかかったけど出来ちゃったんだもん。パチパチ!
でもいやな坊さんだなあ。全てのアドバイスを“挑戦”と受けとるなんて。そして結果は、、、全部俺の勝ちだね!(←大人げないなあ、、、)
これからはもっとかわいらしい坊さんを目指そう、、、。
いつも作務衣に雪駄で行ってたから職員にも随分覚えられちゃいました。
「ああ、また君か」みたいな。できればそういうのとは一番遠い存在でありたいのだけれど。
ココだけの話だけど図面ひくのに結構フリーハンドでやっちゃった部分もありました。でもそれでOKなのね。
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