目にもとまらぬ素早さで床に降りて座り込みガブリとかみついたのは、なんと竹の子でした。しっかりと皮をむいて食べています。圓仔の大好物だったのですね。それにしてもこんな動きを見せてくれるとは大感激です。パンダ舎滞在３時間は無駄ではありませんでした。
何回か手を振っているうちに触って一物が揺れました。丁度至近距離になった時、乾坤一擲振り下ろした手がバシッとあたり、それはボトリと床に落ちました。
オーッと今度は丸太の一番上に上って至近距離から手を振り下ろそうとしました。圓仔の体の位置が不安定で定まらず狙うのがなかなか難しそうです。
何回か叩くしぐさをした後、今度は危なっかしいしぐさで丸太の上に上りました。目はぶら下がっている物を見据えています。
隣の展示室の圓仔が立ち上がりました。左手でつかまり立ちをしているのですが、これほど背筋を伸ばして立てるとは、ビックリです。ぬいぐるみと見まごうばかりの姿勢です。よく見ると何やら天井からぶら下がっているものを取りたいようです。右手を伸ばして叩き落とすしぐさを繰り返しました。
