しばらく信号の少ない道路を走った後故宮博物館に着きました。正門の横の道路を通って博物館の通用口まで行くために赤い天蓋を広げました。道路際の植木が顔に当たるのを避けるためとのことのようです。
ちょっとした坂を上ったところに台北のシンボルマーク的な圓山飯店があります。前回このホテルに泊まりました。当然格安のパックツアーを利用してのことです。赤く太い柱が林立する印象的なホテルです。その昔大火事でこのホテルの屋根が抜けた姿も見ました。
市内は音を立てて変わっています。新交通システムや先進的高速道路が建設されて一昔前の貧しい風景とは見違えるほどの違いがあります。私たちのバスは市内から北の外れのほうに向かっていました。
今まですべて自分で目的地を捜して歩いていましたので最終日はお任せの市内オープントップバスに乗ることにしました。台北駅の指定場所で無事バスに乗るとすぐに北門（承恩門）を見ます。台北にもかってお城がありました。東西南北四つの門だけを残して今は跡形もありません。
