鈴鹿の森庭園 余録 ４

ピンクの花がいっぱいの中でこちらは白の枝垂れです。心なしか青みがかって見えるので、この木の名前を「青龍梅」としたのでしょうか。植えられた樹に名前が付けられているのは、寺院や邸宅で仕立てられたいずれ劣らぬ名木が、訳あってこちらに来たものなのです。それぞれの樹にどんな歴史があったのでしょうか。

鈴鹿の森庭園 余録 ３

ひび割れた樹皮に囲まれた節くれだった古木の幹から出た小枝に付いた蕾を残して剪定した庭師の遊び心が伝わってきます。

鈴鹿の森庭園 余録 ２

この奇怪な樹様の枝先に華麗な花を咲かせているのが不思議です。

鈴鹿の森庭園 余録

園の片隅のこの木は、名付けて「思いのまま」と言います。接ぎ木をしたのではなく適当に白とピンクの花が咲いています。当ブログの「テーマにこだわらず気ままに」の姿勢に一脈通じるところがあって好きになりました。