ご本人は金属加工業を営んでいますが、子供のころからの昆虫好きが高じて、日本や世界の昆虫を集めまくったようです。標本は珍しいものも多く、しっかり整理され、見た目にもきれいで楽しいことに目を見張ってしまいます。昆虫を通じて子供たちに自然の面白さを感じてもらう狙いがあるとのことです。
展望室の一角で昆虫の標本展示会が催されていました。一宮市に在住の昆虫大好きお兄さん高原寛徳さんがボランティアで開催しているもので毎年の恒例になっています。この日は不在でしたがいつのまにか顔見知りになっていて、珍しい虫の話など聞くことがよくありました。
タワーの南側の眼下は一宮の郊外の稲作地帯です。水が張られていますが、まだ田植えが済んでいないところがあります。このあたりでは田植えが遅いので、農機具メーカーが一番最後に営業に来る地帯だと、昔からの農家の物知りおじさんが教えてくれました。
ツインアーチ138が6月12日(金)より再開されました。地上100mの展望室から見る木曽川の流れは、日曜日までの大雨で増水し泥水の色です。手前の青い橋は上流で木曽川から分かれた南波川にかかっています。画面左上でまた本流に合流します。二つの川に囲まれた所が岐阜県の旧川島町です。(6月16日撮影)