2月から5月にかけてブログを休んでいる間、新型コロナウイルスの問題で世の中の様子は一変しました。
新型コロナウイルスによる肺炎は昨年11月、中国の武漢市で世界で始めての症例が確認されました。
肺炎と言われていますが、多臓器不全、免疫不全といった症例も聞こえてきて、どうもただの肺炎ではない印象があります。
年末年始に帰省した時はまだ普段通りの平和な雰囲気で、新幹線にも普通に乗り、特に東京駅の構内は人で溢れていました。
しかし1月は後半になるにつれ、「これは思っていたより危険なのでは」という意識が少しずつ芽生えていった気がします。
2月になると日本でも感染が拡大し始め、真っ先に音楽分野に対してコンサートなどの自粛を求める声が上がりました。
この時、「コンサート中止による損害」についてはあまり補償しようという声も上がらず、私はこれに強い憤りを感じました。
それは自身の仕事が露骨な被害を被らないから(他人事でいられるから)、あるいは音楽分野の仕事を「道楽」とでも捉えているから、取れる態度なのではないか?と思いました。
私自身がクラシック音楽のコンサートによく行くこともあり、音楽分野が世間から冷たい扱いを受けているのを見て酷い仕打ちだなと思いました。
自粛せずに万が一コロナ感染者が出たら「それ見たことか!」となるので自粛するしかないです。
この状況で「自粛は求めるが補償はしない」では、対コロナウイルスでは助かったとしても対経済で暮らして行けなくなるので、政府にはきちんと補償してあげてほしいと思いました。
2月はどんどん状況が悪化していくのを強く感じる月でもありました。
マスクは全く買えずとても困りました。
コンビニ、ドラッグストア、ショッピングモールなど、どこに行ってもマスクの棚は空っぽになっていて愕然としました。
3月頃になると自粛要請の範囲は音楽分野のみならず、広範囲に拡大して行きました。
自粛の経済被害を受けるのが音楽分野だけではなくなったためか、「補償はどうするんだ」の声がそれまでよりも多く上がるようになった気がしました。
政府の動きは、補償に消極的に見えました。
財政のことが頭をよぎって消極的になったのだと思いますが、私は国の「税収」は働く人の数が揃っていてこそだと思うので、ここで補償を嫌がって大量の企業倒産、失業者を出したら、コロナウイルスの問題が落ち着いたとしても働く人の数が減ってしまい、どのみち税収低下で財政が苦しくなるのではと思いました。
新型コロナウイルスのような国の存亡に関わる未曾有の危機に対しては、目先の財政のことよりも、もう少し長い期間を見据えて対応することが必要なのかなという気がしました。
4月7日、東京都など7都府県を対象に緊急事態宣言が発令されました。
一般の会社にも「テレワーク」という、会社に出社せず家で働いてくれという要請や、「休業要請」という働くこと自体をやめてくれという要請が出され、いよいよ総力戦になった印象がありました。
そして17日にはゴールデンウィークが近いこともあり、人の移動を抑えるために緊急事態宣言の対象が全国に拡大されました。
16日には全国民に対して一律10万円の特別定額給付金が支給されることも決定しました。
定額給付金が支給されるのは「リーマンショック」への対策で支給した2009年以来で、その時は65歳以上及び18歳以下が20000円、それ以外が12000円だったので、今回の新型コロナウイルスによる経済への影響の深刻さが分かります。
一律10万円の支給が決定されるまでの間、支給対象を絞ろうという意見や(一時はこの方針になりました)、お肉券やお魚券にした方が良いのではという意見が出て揉めましたが、私は家賃や電気ガス水道などの料金の支払いに困る人が多数出るのを考えると、全国民に一律現金の方が良いと思いました。
時間は掛かりましたが支給に条件が付いたりお肉券やお魚券になるよりはまだ良かったと思います。
私は4月のある日、マスクを探し求めて街を歩いていて、平時と比べてあまりの人の少なさに驚いたことがありました。
とてもひっそりとしていてゴーストタウンのように見えました。
自粛要請がされてしばらく経ちましたが、自粛は街が息をしていないようになり、経済が死ぬのを強く感じました。
私の住む山口県の隣、広島県には世界遺産厳島神社のある宮島があります。
宮島には飲食店、お土産物店などお店が沢山あり、観光客で成り立っています。
新型コロナウイルスによる自粛要請でお客が来ない状況では、島ごと兵糧攻めに遭っているのと同じで壊滅は時間の問題です。
政府の「企業に最大200万円、自営業に最大100万円の現金給付」はこういう場合の助けになります。
似た状況になっている所が全国に沢山あると思うので、「全国民に一律10万円」と共に一日も早く行き渡ってほしいです。
現在、一部を除いて緊急事態宣言は解除されましたが、言い知れない閉塞感が依然としてあります。
新型コロナウイルスも消えたわけではなく、そのまま存在しています。
特効薬が開発されるまでは今のような、緊急事態宣言を発令したり解除したり、経済活動を停滞させたり再開させたりといった戦いが続くのかなと思います。
この戦いは自身がコロナウイルスにやられずに無事でいられるかの戦いでもあるので、しっかり栄養を摂り、よく寝て、よく運動して体力も上げ、健康を守って行きたいと思います。
新型コロナウイルスによる肺炎は昨年11月、中国の武漢市で世界で始めての症例が確認されました。
肺炎と言われていますが、多臓器不全、免疫不全といった症例も聞こえてきて、どうもただの肺炎ではない印象があります。
年末年始に帰省した時はまだ普段通りの平和な雰囲気で、新幹線にも普通に乗り、特に東京駅の構内は人で溢れていました。
しかし1月は後半になるにつれ、「これは思っていたより危険なのでは」という意識が少しずつ芽生えていった気がします。
2月になると日本でも感染が拡大し始め、真っ先に音楽分野に対してコンサートなどの自粛を求める声が上がりました。
この時、「コンサート中止による損害」についてはあまり補償しようという声も上がらず、私はこれに強い憤りを感じました。
それは自身の仕事が露骨な被害を被らないから(他人事でいられるから)、あるいは音楽分野の仕事を「道楽」とでも捉えているから、取れる態度なのではないか?と思いました。
私自身がクラシック音楽のコンサートによく行くこともあり、音楽分野が世間から冷たい扱いを受けているのを見て酷い仕打ちだなと思いました。
自粛せずに万が一コロナ感染者が出たら「それ見たことか!」となるので自粛するしかないです。
この状況で「自粛は求めるが補償はしない」では、対コロナウイルスでは助かったとしても対経済で暮らして行けなくなるので、政府にはきちんと補償してあげてほしいと思いました。
2月はどんどん状況が悪化していくのを強く感じる月でもありました。
マスクは全く買えずとても困りました。
コンビニ、ドラッグストア、ショッピングモールなど、どこに行ってもマスクの棚は空っぽになっていて愕然としました。
3月頃になると自粛要請の範囲は音楽分野のみならず、広範囲に拡大して行きました。
自粛の経済被害を受けるのが音楽分野だけではなくなったためか、「補償はどうするんだ」の声がそれまでよりも多く上がるようになった気がしました。
政府の動きは、補償に消極的に見えました。
財政のことが頭をよぎって消極的になったのだと思いますが、私は国の「税収」は働く人の数が揃っていてこそだと思うので、ここで補償を嫌がって大量の企業倒産、失業者を出したら、コロナウイルスの問題が落ち着いたとしても働く人の数が減ってしまい、どのみち税収低下で財政が苦しくなるのではと思いました。
新型コロナウイルスのような国の存亡に関わる未曾有の危機に対しては、目先の財政のことよりも、もう少し長い期間を見据えて対応することが必要なのかなという気がしました。
4月7日、東京都など7都府県を対象に緊急事態宣言が発令されました。
一般の会社にも「テレワーク」という、会社に出社せず家で働いてくれという要請や、「休業要請」という働くこと自体をやめてくれという要請が出され、いよいよ総力戦になった印象がありました。
そして17日にはゴールデンウィークが近いこともあり、人の移動を抑えるために緊急事態宣言の対象が全国に拡大されました。
16日には全国民に対して一律10万円の特別定額給付金が支給されることも決定しました。
定額給付金が支給されるのは「リーマンショック」への対策で支給した2009年以来で、その時は65歳以上及び18歳以下が20000円、それ以外が12000円だったので、今回の新型コロナウイルスによる経済への影響の深刻さが分かります。
一律10万円の支給が決定されるまでの間、支給対象を絞ろうという意見や(一時はこの方針になりました)、お肉券やお魚券にした方が良いのではという意見が出て揉めましたが、私は家賃や電気ガス水道などの料金の支払いに困る人が多数出るのを考えると、全国民に一律現金の方が良いと思いました。
時間は掛かりましたが支給に条件が付いたりお肉券やお魚券になるよりはまだ良かったと思います。
私は4月のある日、マスクを探し求めて街を歩いていて、平時と比べてあまりの人の少なさに驚いたことがありました。
とてもひっそりとしていてゴーストタウンのように見えました。
自粛要請がされてしばらく経ちましたが、自粛は街が息をしていないようになり、経済が死ぬのを強く感じました。
私の住む山口県の隣、広島県には世界遺産厳島神社のある宮島があります。
宮島には飲食店、お土産物店などお店が沢山あり、観光客で成り立っています。
新型コロナウイルスによる自粛要請でお客が来ない状況では、島ごと兵糧攻めに遭っているのと同じで壊滅は時間の問題です。
政府の「企業に最大200万円、自営業に最大100万円の現金給付」はこういう場合の助けになります。
似た状況になっている所が全国に沢山あると思うので、「全国民に一律10万円」と共に一日も早く行き渡ってほしいです。
現在、一部を除いて緊急事態宣言は解除されましたが、言い知れない閉塞感が依然としてあります。
新型コロナウイルスも消えたわけではなく、そのまま存在しています。
特効薬が開発されるまでは今のような、緊急事態宣言を発令したり解除したり、経済活動を停滞させたり再開させたりといった戦いが続くのかなと思います。
この戦いは自身がコロナウイルスにやられずに無事でいられるかの戦いでもあるので、しっかり栄養を摂り、よく寝て、よく運動して体力も上げ、健康を守って行きたいと思います。