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似顔絵(福山雅治さん:「龍馬伝」坂本龍馬 4) (portrait MASAHARU FUKUYAMA 4)

4枚目の似顔絵。
この間はちょっと劇画風だったので、
今回は素直にスケッチ。
(トリミングを変更しました。)
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うたのイラスト(霧のカレリア)

懐かしいインストルメンタル・ナンバー。
スウェーデンのバンド、スプートニクスの
哀愁あふれる演奏でヒットした。
カレリアというのは、北欧フィンランドとロシアの間に位置する、
森と湖に満ちた美しい地方である。
歴史的に、フィンランドとロシアの間で
領有権をめぐる争いがあった。
あまり日本人は行かないらしいが、
とても美しい土地柄だという。
このカレリアが霧に包まれる情景を、
哀しみをたたえた、美しいナンバーにしたのが、
「霧のカレリア」で、大ヒットした。
動画で検索すれば、聴くことができる。

ところで、これを聴いたある人が、
「これは彼女と初めてデートしたときに喫茶店で流れていた懐かしい曲。
寒い冬の日のことでした。」と書いてあるのを読んで、
ちょっとマンガエッセイ風にしてみたくなった。

彼と彼女は高校の同級生。
今日初めて、少し離れた町中でデートした。
二人ともデートの経験は無い。
待ち合わせて、歩いて、
疲れたから喫茶店に入った。
地下にある、静かで白い室内の喫茶店。
「霧のカレリア」が流れている。
彼らは何を話したのだろう。
おそらく他愛ない話だろう。たとえば、



といったような。

夢中になって話していたら、時間が経ってしまった。
もう帰らなくては。
また「霧のカレリア」が流れている。
曲は途中で、ロシア民謡「トロイカ」のメロディーになる。

 黒い瞳が待つよ あの森越せば
 走れトロイカ 今宵は 楽しい宴(うたげ)

(これは3番の歌詞だ。これが一番ふさわしい。)

二人は階段をあがり、出口のドアを開ける。



カレリアのような雪が、降っていた。



こんな情景を想像した。
私たちの世代には、とても懐かしいナンバーである。
スプートニクスには、他にも「空の終列車」「夢見るギター」「銀河のかなたに」
などといういい曲がある。
また、アメリカ民謡をアレンジした演奏もあり、
これには魅力的なボーカルも入っている。
こういう雰囲気の音楽は、このごろありませんね。
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