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うーみ。(似顔絵 真木よう子さん・「龍馬伝」 お龍9) (portrait YOKO MAKI 9)

最後の最後は、やはりお龍さんで。
龍馬が殺されて、その知らせを受けた日なのだろうか。
浜辺に佇むお龍に、龍馬の幻が現れる。
「うーみ。」
お龍に、笑顔を覚えさせるために教えた言葉。
それを笑顔でまた口にする龍馬。
しかし幻は、すぐに消える。
お龍には、分かっていたのだろう。
いつかは、こうなることを。
それを承知で、龍馬について来たのだ。
お龍を心配して、龍馬の兄と姉が浜に来る。
その二人に向かって、お龍は、花のように笑う。
龍馬が言ったのだ。「笑ったおまンは、誰よりも別嬪(べっぴん)じゃきい。」と。
だから、こうやって、笑うのだ。
張り裂けそうな心は、人に見せずに。
真木さん、本当に素晴らしいお龍さんを、ありがとうございました。
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似顔絵(福山龍馬、というか、坂本龍馬) (portrait MASAHARU FUKUYAMA 12)

「龍馬伝」も最終回。
したがって、その似顔絵も最終回。
惨殺シーンは描くに忍びないので、
龍馬が風車を買って、それを吹いている、
最後の童心を見せたシーンを描く。
ところが、描いていて、ふと、福山さんと本物の坂本龍馬が重なってきた。
もっと福山さん寄りに修正すればできるだろうが、
この、本物の龍馬に少し似た顔が、捨てがたく思えてきた。
番組を見ていて、いつも、
「本当の坂本龍馬は、どんな顔をして笑ったんだろう。
悲しんだり、怒ったりは、どんな表情と声でしたんだろう。」と、
想像することが多かった。
写真は、3枚しか知らない。
どれも真面目な顔なので、余計に想像がふくらんでしまう。
もしかすると、最後になって、「少しは俺も描いてくれ。」と
あの世の龍馬がいたずら心を起こしたのかもしれない。
そんなふうに考えると、それはそれで面白い。
まあ、私の勝手な妄想ですけど。
1年間、ありがとうございました、福山さん、坂本さん。
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