里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヒナスミレ 松島丘陵の林道

2018-04-05 | 日記

松島町手樽地区、麓の集落から丘陵へと山道を上がって行くと、稜線上の林道に
出ました。これを北へ緩やかに下っていくと、林道の路肩にヒナスミレが群生していて、
今がちょうど花の盛りのようです。葉よりも少し上に伸びた花柄の先に、少し俯くかの
ように、淡い赤紫色の花が咲いていました。




                              二枚とも2018.4.1撮影

ここのヒナスミレの葉には、淡いながらも葉脈に沿って白い斑が入っています。
以前一関市弥栄地区で観察したヒナスミレには、もっとクッキリと白い斑が入っていました。
二地点の違いは明るさですね。ここは林道の西側が杉林になっているものの、東側が明るい雑木林
で林道の道幅も広く、路肩のヒナスミレにも日が当る時間帯がありそうです。
それに対して、弥栄地区の自生地は杉林の中で日が当ることはなく、林際からの間接光のみの
薄暗い場所です。たぶん、薄暗い自生地の方が、クッキリした斑が入るのでしょう。




                              二枚とも2018.4.1撮影

ヒナスミレは2015年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
花数の多いヒナスミレ



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