大和町宮床の滝の原集落西方、蘭山(P760.6m)東麓一帯を踏査してきました。
この辺りには林道や作業道が何本もあり、更に電力会社の送電線巡視路もあって、
上手く繋ぐと、広い山麓をぐるりと一周できます。
今回の狙いは、山に自生するアジサイです。
山に咲いているアジサイですから、ヤマアジサイと言いたいところですが、これは
関東以西に分布していて、宮城県の山に自生するのはエゾアジサイと思われます。
薄暗い沢沿いとか、林道下の杉林際などに咲いていました。
二枚とも2015.6.22撮影
園芸種のアジサイはガクアジサイが母種といわれています。
1820年代、長崎で蘭学塾をやっていたシーボルトによってヨーロッパに伝えられ、
これを品種改良したものが、西洋アジサイとして日本に逆輸入されたものです。
ガクアジサイは房総半島、伊豆半島、伊豆七島などの海岸近くに自生しています。
今は数百の品種が創出されているようですから、エゾアジサイも幾つかの品種の
母種になっているのかも知れませんね。
2015.6.22撮影
ユキノシタ科アジサイ属の落葉広葉樹で、北海道南部~本州北部や日本海側に分布。
薄暗い沢沿いや湿った斜面に自生し、樹形は株立ちで、樹高1.5mほどの低木。
ヤマアジサイとよく似ているが、少し葉が大きく、装飾花の青色が濃い。
葉は対生し、葉身は楕円形で長さは10~20㎝、幅5~10㎝、先端が尖る。
質は厚めで、葉表に光沢は無く、縁に粗い鋸歯がある。
花期は6~8月で、中央に小さな両性花を多数付け、周辺に数個の装飾花をつける。
色はともに淡青色~青紫色。装飾花の直径は3~4cmで、花弁状の萼片は3~5枚。
花の後にできる実はさく果で、長さ5~6mm。
この辺りには林道や作業道が何本もあり、更に電力会社の送電線巡視路もあって、
上手く繋ぐと、広い山麓をぐるりと一周できます。
今回の狙いは、山に自生するアジサイです。
山に咲いているアジサイですから、ヤマアジサイと言いたいところですが、これは
関東以西に分布していて、宮城県の山に自生するのはエゾアジサイと思われます。
薄暗い沢沿いとか、林道下の杉林際などに咲いていました。
二枚とも2015.6.22撮影
園芸種のアジサイはガクアジサイが母種といわれています。
1820年代、長崎で蘭学塾をやっていたシーボルトによってヨーロッパに伝えられ、
これを品種改良したものが、西洋アジサイとして日本に逆輸入されたものです。
ガクアジサイは房総半島、伊豆半島、伊豆七島などの海岸近くに自生しています。
今は数百の品種が創出されているようですから、エゾアジサイも幾つかの品種の
母種になっているのかも知れませんね。
2015.6.22撮影
ユキノシタ科アジサイ属の落葉広葉樹で、北海道南部~本州北部や日本海側に分布。
薄暗い沢沿いや湿った斜面に自生し、樹形は株立ちで、樹高1.5mほどの低木。
ヤマアジサイとよく似ているが、少し葉が大きく、装飾花の青色が濃い。
葉は対生し、葉身は楕円形で長さは10~20㎝、幅5~10㎝、先端が尖る。
質は厚めで、葉表に光沢は無く、縁に粗い鋸歯がある。
花期は6~8月で、中央に小さな両性花を多数付け、周辺に数個の装飾花をつける。
色はともに淡青色~青紫色。装飾花の直径は3~4cmで、花弁状の萼片は3~5枚。
花の後にできる実はさく果で、長さ5~6mm。
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