里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

クマノミズキの花

2019-07-06 | 日記
登米市登米町日根牛地区南部、林道を西へ下っていくと、山側斜面にたくさんの黄白色の花を
付けた高木があります。樹下で観察すると、ミズキの花に似ていますが、たしか・・ミズキの
花は3~4週間前に散っていて、今はもう小さな実を結んでいるはず。
そうすると、仲間のクマノミズキの花でしょうか。枝先の葉を確認すると、ミズキに比べて
かなり縦長ですから、クマノミズキで間違いないでしょう。




                              二枚とも2019.7.2撮影

クマノミズキはたくさんの花を付けますから、ミツバチが飛んできて蜜を集めるのだそうです。
普通の蜂蜜よりも色の濃い琥珀色で、ミネラルを豊富に含んでいるといわれています。
色々な花蜜が入った国産蜂蜜ですと2000~2600円/kgですが、クマノミズキの蜂蜜は少し
高めで、3200円/kgほどするようです。ネット検索すると、北陸の富山県や石川県の養蜂家
が採蜜していますね。


                                  2019.7.2撮影

クマノミズキは2017年の9月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
クマノミズキの果実





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