吉田川沿いの道を走行していると、あちこちの河川敷や道路法面などに、白い
藤のような花が咲いています。ハリエンジュの花ですね。
集落周辺ではまさに今が花盛りです。
上流の谷間を歩くと、まだ咲き始めたばかりで、花よりもツボミの方が多い印象です。
「アカシア蜂蜜」として人気のあるのが、このハリエンジュの蜂蜜です。
ハリエンジュの別名がニセアカシアで、明治時代に移入された頃は、単にアカシア
と呼んでいたため、その名残でアカシアと称されているようです。
二枚とも2016.5.28撮影
アカシア蜂蜜を多く産するのが秋田県です。かつては尾去沢や小坂など国内有数の
銅鉱山があって、精錬時に排出される硫酸ガス等の影響で、周囲の山がはげ山になって
しまい、その緑化策として植えられたのがハリエンジュだったのです。
緑化はなったものの、今度は「外来生物法」における要注意外来生物・植物に指定され、
今は河川敷のハリエンジュ林を中心に、大規模な伐採・抜根が進められているようです。
そうなると蜂蜜を生産する、養蜂業者にとっては死活問題です。
大切な蜜源が失われてしまうかも知れないのです。
2016.5.28撮影
マメ科ハリエンジュ属の落葉広葉樹で、高さ15mになる高木。
北アメリカ原産で、明治初期に渡来し庭園樹・街路樹として植栽された。
現在では野生化し、各地の河川敷や海岸防風林などで繁殖している。
樹皮は灰褐色で、縦長で網目状の裂け目が入る。
枝や細い幹には鋭いトゲがあるが、枝が太ると見られなくなる。
葉は長さ12~25cmの奇数羽状複葉で、互生する。
小葉は7~23枚で対生し、長さ2.5~5cmの楕円形。
5~6月に葉腋から10~15cmの総状花序を下垂し、乳白色の蝶形花を多数咲かせる。
花には甘い香りがあって、良質の蜜源の一つである。
果実は長さ5~10cmの豆果で、10月頃熟して裂開し、3~10個の種子が出る。
藤のような花が咲いています。ハリエンジュの花ですね。
集落周辺ではまさに今が花盛りです。
上流の谷間を歩くと、まだ咲き始めたばかりで、花よりもツボミの方が多い印象です。
「アカシア蜂蜜」として人気のあるのが、このハリエンジュの蜂蜜です。
ハリエンジュの別名がニセアカシアで、明治時代に移入された頃は、単にアカシア
と呼んでいたため、その名残でアカシアと称されているようです。
二枚とも2016.5.28撮影
アカシア蜂蜜を多く産するのが秋田県です。かつては尾去沢や小坂など国内有数の
銅鉱山があって、精錬時に排出される硫酸ガス等の影響で、周囲の山がはげ山になって
しまい、その緑化策として植えられたのがハリエンジュだったのです。
緑化はなったものの、今度は「外来生物法」における要注意外来生物・植物に指定され、
今は河川敷のハリエンジュ林を中心に、大規模な伐採・抜根が進められているようです。
そうなると蜂蜜を生産する、養蜂業者にとっては死活問題です。
大切な蜜源が失われてしまうかも知れないのです。
2016.5.28撮影
マメ科ハリエンジュ属の落葉広葉樹で、高さ15mになる高木。
北アメリカ原産で、明治初期に渡来し庭園樹・街路樹として植栽された。
現在では野生化し、各地の河川敷や海岸防風林などで繁殖している。
樹皮は灰褐色で、縦長で網目状の裂け目が入る。
枝や細い幹には鋭いトゲがあるが、枝が太ると見られなくなる。
葉は長さ12~25cmの奇数羽状複葉で、互生する。
小葉は7~23枚で対生し、長さ2.5~5cmの楕円形。
5~6月に葉腋から10~15cmの総状花序を下垂し、乳白色の蝶形花を多数咲かせる。
花には甘い香りがあって、良質の蜜源の一つである。
果実は長さ5~10cmの豆果で、10月頃熟して裂開し、3~10個の種子が出る。
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