一関市花泉町日形地区北東部、北上川に注ぐ小河川の中流域を踏査していると、崖下の
流れの際に北向きの岩壁があって、そこに小さな三つ葉の植物が着生しています。
流れの傍で空中湿度が高いためか、岩壁の大部分はコケに覆われていて、この植物はそこ
から葉柄を立ち上げています。岩壁のあちこちに生えていますから、たぶんつる植物で、
今は根生葉が生えてきたばかりなのでしょう。
二枚とも2019.3.19撮影
葉は生えてきたばかりのため、まだ本来の大きさまで育っていないようですが、以前大和町
の長倉山で観察した、キジムシロ属のツルキンバイの葉によく似ています。
葉はさほど大きくないのに、鋸歯が大きめで先端が尖っています。葉質が薄く、葉脈部分の
凹みが目立たないところも似ています。
花期に訪れ、花を確認した上で種を同定したいと思います。
長倉山では7合目あたりに自生していて、花を撮影したのは5月14日、ちょっと盛期を過ぎ
ていましたね。これらを基にこの岩壁での花期を予想すると、5月の5~10日あたりか。
もしこの植物がツルキンバイだとすると、自生北限の地が60~70km北上することになります。
二枚とも2019.3.19撮影
ツルキンバイは2016年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ツルキンバイ 北限の自生地か
流れの際に北向きの岩壁があって、そこに小さな三つ葉の植物が着生しています。
流れの傍で空中湿度が高いためか、岩壁の大部分はコケに覆われていて、この植物はそこ
から葉柄を立ち上げています。岩壁のあちこちに生えていますから、たぶんつる植物で、
今は根生葉が生えてきたばかりなのでしょう。
二枚とも2019.3.19撮影
葉は生えてきたばかりのため、まだ本来の大きさまで育っていないようですが、以前大和町
の長倉山で観察した、キジムシロ属のツルキンバイの葉によく似ています。
葉はさほど大きくないのに、鋸歯が大きめで先端が尖っています。葉質が薄く、葉脈部分の
凹みが目立たないところも似ています。
花期に訪れ、花を確認した上で種を同定したいと思います。
長倉山では7合目あたりに自生していて、花を撮影したのは5月14日、ちょっと盛期を過ぎ
ていましたね。これらを基にこの岩壁での花期を予想すると、5月の5~10日あたりか。
もしこの植物がツルキンバイだとすると、自生北限の地が60~70km北上することになります。
二枚とも2019.3.19撮影
ツルキンバイは2016年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ツルキンバイ 北限の自生地か
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