石巻市北上町十三浜地区南西部、山中での踏査を終えて林道を下っていると、山側法面に
黄色い花がいくつか咲いています。このような黄色い5弁花には、ヘビイチゴやミツバツ
チグリなど何種類かありますが、葉が奇数羽状複葉ですからキジムシロですね。
広い土手や農道に生えた株は根生葉を放射状に広げていますが、ここは急な法面ですから、
きれいな放射状にはなっていません。
二枚とも2020.4.3撮影
キジムシロの名の由来は、放射状に丸く広がった根生葉の様子を、キジの座る筵(ムシロ)に
擬えたといわれています。
黄色い5弁花はヘビイチゴに似ていますが、果実はイチゴ似ではなく、果床に直接種子が付
いたように見える痩果です。果実は長さ1mmほどで、ゴマ粒のような形をしています。
2020.4.3撮影
キジムシロは2016年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/e87cc4688c6a98190a9cd35ced989129
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