里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ジュウモンジシダの新芽

2020-04-09 | 日記

石巻市北上町十三浜地区南西部、沢沿いの林道を上がって行くと崖下を行くようになり、
その崖錐にはジュウモンジシダが群生しています。常緑性の羊歯ですから冬を越した葉が
残っていますが、殆どが地際に倒れ伏しています。よく見ると、葉の付け根にはゼンマイ
のように巻いた新芽が、たくさん生えています。

                              二枚とも2020.4.3撮影

ゼンマイの巻いた部分は綿に包まれていますが、ジュウモンジシダの新芽はたくさんの鱗片
に包まれているんですね。改めて鱗片の役目が判りました。

ジュウモンジシダの新芽は山菜として採取され、おひたしや酢味噌で和えるなどすれば、
美味しく食べることができます。
けっこう強情そうに見える鱗片ですが、茹でてからおひたしなどで食べる際は、全く邪魔
になりません。そもそも薄い鱗片ですし、茹でることで更に軟らかくなりますから、取り
除いたり洗い流したりする必要はありません。

                                  2020.4.3撮影

ジュウモンジシダは2019年の12月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/9c7b109000b97cfeb42598f0a43b585b

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿