里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ツルドクダミ つると果実

2017-11-24 | 日記
東松島市上下堤地区の、ツルドクダミが自生する崖地近くを通りかかったので、
いまどんな状態か気になって、立ち寄ってみました。
初秋の頃は、崖や竹の上部からすだれのように垂れ下がり、濃密に葉を茂らせていた
ツルドクダミですが、今は葉が散ってしまい、干からびた果実を付けているだけです。
11月に入ってからは、毎週のように強風が吹きましたから、風当たりの強そうな場所
では、その果実さえも殆どが飛ばされていましたね。




                             二枚とも2017.11.19撮影

写真のつるが緑色を保っていますが、このつるは冬も枯れずに残り、春にはつるから新葉が生えて
くるようです。ネット上から転記した記事の一部を貼り付けます。
「ツルドクダミの自生地に立ち寄ると発芽が始まっていたが、よく見ると昨年の蔓がそのまま生きて
いて、そこから芽が出ているものが見られた。」

ツルドクダミはつる性多年草に分類されていますが、つる性木本の性質を持っているのでしょう。
ただ、アケビやフジのようにつるが年々太ることは無いようです。


                                 2017.11.19撮影

ツルドクダミは今年の9月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ツルドクダミ 松島丘陵の崖地


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