里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

オオキンケイギクの越冬葉

2018-03-10 | 日記
南三陸町戸倉地区の東部で、集落道を歩いていると比較的新しい民家があって、
その敷地の法面に何かの越冬葉が生えています。日当たりの良い赤土の露出した場所
が好みのようで、あちこちに見られます。
何となくキク科の外来種のような印象ですね。

ネット上に「身近な植物図鑑 そらいろネット」というサイトがあって、キク科の
植物写真が多数収載されています。これを拝見していると、オオキンケイギクという
帰化植物が載っていて、花の写真しか見られませんが、直感的に「これかな ?」




                              二枚とも2018.3.4撮影

改めて「オオキンケイギク 越冬」で検索すると、『特定外来生物(植物)』というPDFファイル
があって、これにオオキンケイギクの越冬する根生葉について詳述されていました。

根元から生えてくる根生葉は生育初期は細長いへら状で、生長が進むにつれて3~5枚の小葉に
分裂する。茎から生えてくる茎生葉も同様の形であるが、葉柄は短く、対生することが多い。
両面とも粗い毛がある。越冬時はロゼット状となる。

また、貼付されている写真と、私が撮影した写真を見比べると、同じ植物のもののようです。
よって、オオキンケイギクの越冬葉と同定します。


                                  2018.3.4撮影

オオキンケイギクについては、花の盛期(2017.6.17)に撮影して記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
オオキンケイギク 駆除の対象



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