里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

カワラヨモギの根生葉

2022-02-05 | 日記

東松島市の宮戸島、海岸沿いの集落道を歩いて行くと、漁港近くに砂利敷の漁具置場や駐
車スペースがあって、そこに緑白色の根生葉が散生~群生しています。
葉が掌状に先開きして、各裂片は細い線形で絹毛が密生しています。この絹毛が生えてい
ることで白っぽく見えるのでしょう。
これらの特徴から、カワラヨモギの根生葉と思われます。

                              二枚とも2022.1.28撮影

カワラヨモギの花穂を刈り取って陰干しにしたものが生薬の茵蔯蒿(いんちんこう)で、飲用
することで黄疸や肝炎、腎炎などに効果があるとされます。
また外用としては、インキン・タムシ・シラクモなどに効果があるとされ、濃い煎じ液でそ
の部位を洗うとよいようです。

                              二枚とも2022.1.28撮影

カワラヨモギは2017年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/2a3609c8b89571209c0307162af7ffaf

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿