一関市藤沢町の南東部に位置する保呂羽地区には、標高300~450ほどの低山
が幾つも連なっていて、これらを結ぶ林道や作業道が何本も通っています。
これを利用して山地を周回するコースを設定し、10kmほど歩いて来ました。
麓の貯水池脇の駐車場から出発し、林道を南東へ上がって行くと、尾根筋や
南向きの斜面には松を交えた雑木林が広がっていて、その中に一際鮮やかに
黄葉する木が散生しています。見上げると大きめの葉で、五葉で一組になって
いますからコシアブラの葉ですね。
春先には新芽を摘んで、てんぷらなどにすると美味しくいただける、あの木です。
二枚とも2016.11.13撮影
葉は大きい割りに薄くしなやかで、ちょっと風が吹いただけてめくれていました。
このしなやかさが、大きな葉を長持ちさせているのでしょうね。
周囲の林床を探すと、コシアブラの幼木が何本か生えていました。
こちらはまだ葉が小さいので、三つ葉と四葉が多いようです。
名前の由来は「漉し油」から来たもので、昔はこの木から樹脂液を採り、漉して塗料
に使ったようです。その塗料を金漆(ごんぜつ)と言い、鏃(ヤジリ)を固めたり、
武具などの金属部の塗料にしたと言われています。
2016.11.13撮影
ウコギ科ウコギ属の落葉広葉樹で、日本全土に分布する。
樹高は15mで山地の林内に自生し、樹皮は灰白色で平滑、白~淡褐色の斑紋がある。
やわらかい若葉は香りが良く、山菜として食用にされる。
葉は長さ20~40cmの掌状複葉で、五枚の小葉からなる。
小葉は卵形で先が尖り、頂小葉が最も大きく長さ10~20cm、幅4~9cm。
花期は8~9月、本年枝の先端に長い柄の散形花序を出し、黄緑色の小花を多数付ける。
果実は扁平気味の球形で直径5mmほど、液果で11月頃に黒紫色に熟す。
が幾つも連なっていて、これらを結ぶ林道や作業道が何本も通っています。
これを利用して山地を周回するコースを設定し、10kmほど歩いて来ました。
麓の貯水池脇の駐車場から出発し、林道を南東へ上がって行くと、尾根筋や
南向きの斜面には松を交えた雑木林が広がっていて、その中に一際鮮やかに
黄葉する木が散生しています。見上げると大きめの葉で、五葉で一組になって
いますからコシアブラの葉ですね。
春先には新芽を摘んで、てんぷらなどにすると美味しくいただける、あの木です。
二枚とも2016.11.13撮影
葉は大きい割りに薄くしなやかで、ちょっと風が吹いただけてめくれていました。
このしなやかさが、大きな葉を長持ちさせているのでしょうね。
周囲の林床を探すと、コシアブラの幼木が何本か生えていました。
こちらはまだ葉が小さいので、三つ葉と四葉が多いようです。
名前の由来は「漉し油」から来たもので、昔はこの木から樹脂液を採り、漉して塗料
に使ったようです。その塗料を金漆(ごんぜつ)と言い、鏃(ヤジリ)を固めたり、
武具などの金属部の塗料にしたと言われています。
2016.11.13撮影
ウコギ科ウコギ属の落葉広葉樹で、日本全土に分布する。
樹高は15mで山地の林内に自生し、樹皮は灰白色で平滑、白~淡褐色の斑紋がある。
やわらかい若葉は香りが良く、山菜として食用にされる。
葉は長さ20~40cmの掌状複葉で、五枚の小葉からなる。
小葉は卵形で先が尖り、頂小葉が最も大きく長さ10~20cm、幅4~9cm。
花期は8~9月、本年枝の先端に長い柄の散形花序を出し、黄緑色の小花を多数付ける。
果実は扁平気味の球形で直径5mmほど、液果で11月頃に黒紫色に熟す。
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