大和町吉田地区北東部、標高250mほどの集落跡の車道を上がって行くと、山側の車道法面に
たくさんの赤紫色の花が咲いています。歩み寄って観察するとママコナのようですが、仲間に
ミヤマナナコナがあって花がよく似ているので、この時はその何れかまでは判りません。
背後はなだらかな雑木林、車道法面は南向きで日当たりが良さそうです。
そんな法面に沿って、10m以上の範囲に群れ咲いています。
二枚とも2019.9.1撮影
写真をよく見ると、花序に近い部分の苞が葉状になっていて、その両縁にはトゲ状の長い歯牙
があることから「ママコナ」と思われます。
よく似たミヤマママコナには、苞の縁に歯牙がないようです。
ママコナは半寄生植物といわれていて、主にイネ科の植物に寄生します。
上の雑木林には笹竹が生えていますから、根が車道法面まで伸びているのかも知れません。
ママコナには緑色の葉があり自らも光合成していますから、寄生しなくても生きられるよう
ですが、生長が悪く小ぶりになったり、花付きがよくなかったりするようです。
二枚とも2019.9.1撮影
ハマウツボ科ママコナ属の半寄生の1年草で、北海道西南部~九州に分布する。
丘陵~山地の林縁や、明るく乾燥気味の尾根筋に自生し、草丈は20~50cm。
茎は直立して、分枝する。葉は対生し、葉身は長卵形で先端が尖り、長さ2~8cm。
全縁で、葉の両面に短毛がある。葉柄は長さ3~15mm。
花期は8~10月、茎頂や枝先に長さ5〜10cmの穂状花序を形成し、長さ1.4〜1.8cmで赤紫色
の花を咲かせる。花筒部は長く、花冠の下唇には2条の白色の斑紋がある。
苞は葉状で縁は刺状の歯牙になる。花軸や萼には白毛がやや密に生える。
果実は蒴果で、種子が1~2個入り、熟すと上側が裂開する。
種子は淡褐色の惰円形で、長さ2.5~3.5mm。
たくさんの赤紫色の花が咲いています。歩み寄って観察するとママコナのようですが、仲間に
ミヤマナナコナがあって花がよく似ているので、この時はその何れかまでは判りません。
背後はなだらかな雑木林、車道法面は南向きで日当たりが良さそうです。
そんな法面に沿って、10m以上の範囲に群れ咲いています。
二枚とも2019.9.1撮影
写真をよく見ると、花序に近い部分の苞が葉状になっていて、その両縁にはトゲ状の長い歯牙
があることから「ママコナ」と思われます。
よく似たミヤマママコナには、苞の縁に歯牙がないようです。
ママコナは半寄生植物といわれていて、主にイネ科の植物に寄生します。
上の雑木林には笹竹が生えていますから、根が車道法面まで伸びているのかも知れません。
ママコナには緑色の葉があり自らも光合成していますから、寄生しなくても生きられるよう
ですが、生長が悪く小ぶりになったり、花付きがよくなかったりするようです。
二枚とも2019.9.1撮影
ハマウツボ科ママコナ属の半寄生の1年草で、北海道西南部~九州に分布する。
丘陵~山地の林縁や、明るく乾燥気味の尾根筋に自生し、草丈は20~50cm。
茎は直立して、分枝する。葉は対生し、葉身は長卵形で先端が尖り、長さ2~8cm。
全縁で、葉の両面に短毛がある。葉柄は長さ3~15mm。
花期は8~10月、茎頂や枝先に長さ5〜10cmの穂状花序を形成し、長さ1.4〜1.8cmで赤紫色
の花を咲かせる。花筒部は長く、花冠の下唇には2条の白色の斑紋がある。
苞は葉状で縁は刺状の歯牙になる。花軸や萼には白毛がやや密に生える。
果実は蒴果で、種子が1~2個入り、熟すと上側が裂開する。
種子は淡褐色の惰円形で、長さ2.5~3.5mm。
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