大和町吉田地区の、吉田川支流沿いの林道近くで撮影したオオタチツボスミレです。
タチツボスミレと同じ類に属しますが、多雪地型の種ですから、奥羽山系寄りに分布します。
どこにでも生えるタチツボスミレと違って、山裾や段丘下の腐葉土が堆積するような、幾分
湿り気のある場所に生えていました。
花が赤みのある紫色ですし、後の距が白色なのがタチツボスミレとの相違点ですね。
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大和町吉田地区の、吉田川支流沿いの林道を上がって行くと、道端や山側法面にたくさんのスミレが咲いています。淡い紫色の花で、地上茎が伸び始めていますから、タチツボスミレですね。平地から山地まで、よく見かける最もポピュラーなスミレですが、花数の多い株を見つけるとつい撮ってしまう、そんな魅力的なスミレでもあります。 二枚とも2017.4.23撮影タチツ . . . 本文を読む
最初の写真は2月下旬に石巻市雄勝地区の峠崎を歩いた際、道路下法面に生えて
いた桐で、既に黄褐色の花芽が付いていて、昨秋形成されたもののようです。
幹の直径が30cmほどもある立派な木でしたが、こんな風の強い急斜面に人が植えた
とは思えませんから、風に運ばれた種子が法面で発芽したのでしょう。
キリの種子は小さくて軽い上に、膜状の翼が付いているので、風で遠くまで運ばれます。
十年ほど前ですが、古い茅葺 . . . 本文を読む
登米市東和町米川地区で、伐採跡地の林道や作業道を歩いていると、真っ赤な茎の
木いちごの木が生えています。
まさに真紅の木で、私に命名権があるとしたら陸珊瑚(オカサンゴ)としたいくらいです。
あちこちで見かけるニガイチゴよりも丈が高いですから、クマイチゴでしょうね。
二枚とも2015.3.6撮影
ここでは林道があるので助かりましたが . . . 本文を読む
山中の岩場や林道沿いの崖を通るとき、何か希少な羊歯がないかと探すのが、
いつもの習慣になっています。
この羊歯は何度も見かけていて、特に希少性があるわけではないのですが、
小羽片にシワのような筋があって、他とは違うので名前を調べなければと思いつつ、
何年も放置していた羊歯なんですね。
今年になってからも、常緑性だから急ぐ必要はないとのんびりしていたので、
雪が降って葉が傷んだり、倒れ伏してしまった . . . 本文を読む