白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

災害は団体さんで

2018年01月23日 19時32分52秒 | 登山

大雪の混乱が続いている中で、本白根山噴火のニュースが飛び込んできました。 

本白根山は我が家の裏山のようなところで、コマクサの名勝地です。

毎年訪れているのです。

少し外れた鏡池のたたずまいが好きで、天空の楽園と呼んでいました。

あまり人も多くなくて、それはそれはいい感じだったのです。

少し離れた草津白根山は昨年まで噴火の恐れがあると、立ち入りが制限されていたのですが、本白根山一帯は無警戒と言っていい状態だったのです。

あの鏡池の周辺で、まさか噴火が起きるとは。

犠牲になられた方のご冥福を祈ります。

その後、夜になってアラスカ沖でマグニチュード8,1の大地震のニュースが飛び込んできました。

どうも災害というのは団体さんでやってくるもののようです。

明日から明後日にかけて、単純に足し算をすると積雪量がこの辺りでも1.5メートルくらいになる予報が出ています。

この辺りは、太平洋側でも日本海側でもないというような、コウモリのようにあっちに付いたりこっちに付いたりというようなところがありますから、多分そんなには降らないだろうとは思います。

 

雪に降り込められて、読書が捗ります。

現在読んでいるのは

俺は駄目じゃない 山本甲士

君たちはどう生きるか 漫画版

外道クライマー 宮城公博

わたしを離さないで カズオ.イシグロ

同時並行で読んでいる。

これらの本は自分で選んだものではなく、向こうからやってきたもの。

最近では自分で本を買うことなどほとんどなくて、本のほうで読んでくださいとばかり手元にやってくる。

晴耕雨読。

来る者は拒まず。去る者は追わず。

いまではもう、そんなに本に影響されることもほとんどなくなった。

大地を耕し、山に分け入り、野を駆ける。それが実の部分だ。

 


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