白ワインというと「シャルドネ?」とか「ソーヴィニヨンブラン?」と思われる方が多いものです。確かにこの2品種はメジャーですね。しかし、もっと色々楽しい白ワインがあります。
例えば甘い香りなのに甘くないゲヴルツトラミネール、フォワグラのお供にこれ以上のワインはありません。リースリングはキリッとした酸味がバックボーンで甘辛両方ありますが、いずれも深い味わいで「ホッ」とさせてくれますし、私個人的には白い貝との相性は素敵です。或いはヴィオニエなど如何でしょう?はなやかで別嬪さんです。ルーサンヌは丸く、大きな感じ、酸味が少ないので汁気の多い地中海風のお魚によいと思います。それからピノグリは万能ですね。赤ワイン用のピノノワールの弟みたいな品種ですが、香りは甘さとすがすがしさ、味わいはふっくらとすっきり、色んな料理と好相性。
お魚には白、にこだわらず、例えば豚肉などはむしろ白がよく合いますし、しゃぶしゃぶなどにも白は美味しいものです。
そむりえ亭では今月来月は他の品種もあわせ10種の白ワインをグラスで開けています。是非「白も美味しいなあ」と実感してください。ソムリエのお願いです。