仙鳳址牡蠣。
素晴らしい、の一言です。
北の海の冷たく強い海流を受けながら育つマッチョな牡蠣。
白身の部分が厚く、焼いても煮ても縮まない。
切っても崩れない。
甘み、苦み、香りの3拍子揃った牡蠣です。
残念なことに仙鳳址に限らず北日本の東側の産地は津波でやられました。
ですから今年は充分な量が採れません。
と言う訳で取引先からの供給もいつまであるのかわからない、そうです。
逆に今ある大きなものをお安めで提供いただいているので、その味わいを昨年までより大きめのサイズでお出ししています。
是非、北の海の生み出した傑作、仙鳳址牡蠣。きちんと復興するまで忘れないように、今のうちに、その姿、香り、味わいを叩き込んでおいて頂きたいな、と思います。
合わせるワインは間違いなく濃いめの赤です。
どうぞお試し下さい。