私は昔から苦手な食材はありません。好き嫌いがない、という事です。
強いて言えば「踊り」=生きていて動いているものが苦手かな、という程度です。
しかし、普通はなにがしかの苦手はありますし、アレルギーもあるでしょう。
これが、結構大変で、間違ってアレルギー物質を含むものを召し上がって生死をさまよう事になっては美食も何もあったもんじゃありません。
コース形式をメインとするお店では替える食材や料理も少ないので大変ですが、そむりえ亭はアラカルト専門ですので、そこはかなり融通が利きます。
例えばクリームが苦手、という方にはクリームを使っていない料理をお勧めすればよく、トマトが苦手ならトマトを使っていない料理を勧めればよいのですから・・・・・
勿論「〇〇のクリーム煮」のクリームを抜くと料理そのものが変ってしまいますので、これは抜くことはできませんが、別の料理法で仕上がることは簡単です。
パプリカが苦手な方に付合せのパプリカを外して別の野菜を添えることも簡単です。
なんて当り前の事ばかり書いていますが、意外と対処に困る店が多いのです。
大体、メニューの構想段階でシェフと話をするのが素材のバラエティについてです。
魚介は白身、青魚、甲殻、貝類が万遍なく散るように、肉は牛、羊、鳥類が散るように、野菜は葉、根菜、キノコ類が散るように揃えます。
そして、それらが生、焼く、煮る、揚げるなど、調理法が偏らない、を検討するのです。
勿論、資本力も人手も少ないそむりえ亭ですから完璧な構成ではありませんが、ま、大概のご要望にはお答えできるのかな、と思います。
どうぞ、苦手なものを我慢して召し上がらず、ご希望をおっしゃってください。
特にアレルギーに関しては口に入れてからでは手遅れです。遠慮なく!!!!
という事です、が、時折、実は苦手と思い込んでいたけれど、食べてみれば実は好きだった、なんてことを良く目にします。
食わず嫌いは損、ですから、そこのところはご自身で一度「チャレンジしてみるか!!」と思えるなら、頑張ってみてください。