最近は見かける様になりましたね。
熊肉、それもヒグマです。
北海道の猛者、ヒグマは力強い肉です。
私は熊は何度か頂いてことがあります。
殆どはツキノワグマでロースのステーキ、掌やばら肉の煮込み。
ヒグマは掌の煮込みだけの経験でした。
しかし、その都度印象が違います。
牛に近い印象のもの、香りが強いもの、非常に硬いもの、そんなに硬くないもの・・・・・
調べてみると何処で育ち何を食べて育ったかで、大きく異なるのが熊の特徴の様です。
つまり雑食という事なのですね。
木の実を食べることもあれば、木彫りの熊で見るように鮭をバリバリ食べることもある。
さて今回のものはヒグマのロースです。
色は濃く、赤とも言え黒とも言えます。
硬めですが、硬すぎるという事は無い、というのが私の印象です。
香り=匂いはあります。先述しました鮭をバリバリ食べていた印象の香りです。
旨味は充分あります。
ジビエの醍醐味が味わえそうです。
今日からお出しします。まずはローストで。
ソースはシェフと相談しますがスパイスは効かせたいですね。
ワインは勿論スパイシー系です。或いはマデイラかなあ。
まだ熊肉を召し上がっておられないお客様には、一度お試し頂きたいかな、と思います。