などと、よく言います。
それは一体そういったワインでしょうか?
私の中には「コレ」と言ったものはありません。
例えば暑いからサッパリした食べ物だけか?というとそうではありませんよね。
ソーメンのようなサッパリしたものも頂きますが、鰻や焼肉のようなスタミナをつけよう的なものも沢山いただきます。
ワインもそうですね!
焼肉にはしっかりした赤が欲しくなりますし、鱧の湯引きをサッパリ頂く時には白が欲しくなります。
暑さで食欲が無い時はすき焼きを止めてシャブシャブを食したくなります。
そうすると赤白が入れ替わって欲しくなったりするものです。
ですから、夏向きの、とか冬向きの、とか言うワインを区別するのは勿体ないな、と思う訳です。
勿論、四季のよって出番の増えるワインはあるかも知れませんが「コレがこの季節にピタリだ」と決めつけていると大事な時に必要なワインの出番を失うかも、なのです。
どうぞ、いつもニュートラルにワインに向かってください。
どのワインも、どの季節にも出番はあるんです。