という記事が名誌「ヴィノテーク」に出ていたのが確か25年位前だったと思います。
〇〇はシャルドネのことです。
(昨日から〇〇ばかりで申し訳ありません)
これは「オーキーな=樽の効いた」シャルドネに飽き始めた人達からの警告だったのだろうと思います。
しかし、当時も樽熟のシャルドネには一定の消費者はいましたし、それが意味を成す料理も沢山あったのですから「終わってしまう」という事は無かろうと思っていました。
で、その後少しずつ樽の効いたシャルドネは戻ってくるのですが、ここ数年も「樽はいらん」という声が強くなっています。
昨日の時代の変遷という話のもう一つの形です。
他の世界でもありますが、親の世代に流行ったものが20年から30年後にまた復活は常。
勿論、「あの時代に流行った添加物は使えない」とか「気候の変化は変えられない」などの理由はどうしようもありませんが、ワインの変遷は「少し前」の流行を見ていれば想像に難くありません。
例えば昨日のリースリングの甘口に関してはオーストラリアでもワシントンでも少し前から「オフドライ」=辛くない=甘口が戻ってきていますね。
次は何が戻ってくるのでしょうか?
それもワインの楽しみの一つです。
樋口誠
〇〇はシャルドネのことです。
(昨日から〇〇ばかりで申し訳ありません)
これは「オーキーな=樽の効いた」シャルドネに飽き始めた人達からの警告だったのだろうと思います。
しかし、当時も樽熟のシャルドネには一定の消費者はいましたし、それが意味を成す料理も沢山あったのですから「終わってしまう」という事は無かろうと思っていました。
で、その後少しずつ樽の効いたシャルドネは戻ってくるのですが、ここ数年も「樽はいらん」という声が強くなっています。
昨日の時代の変遷という話のもう一つの形です。
他の世界でもありますが、親の世代に流行ったものが20年から30年後にまた復活は常。
勿論、「あの時代に流行った添加物は使えない」とか「気候の変化は変えられない」などの理由はどうしようもありませんが、ワインの変遷は「少し前」の流行を見ていれば想像に難くありません。
例えば昨日のリースリングの甘口に関してはオーストラリアでもワシントンでも少し前から「オフドライ」=辛くない=甘口が戻ってきていますね。
次は何が戻ってくるのでしょうか?
それもワインの楽しみの一つです。
樋口誠