何年か前から協会の試験申し込みの時期が早まっていまして、この時期になると「今年は受けようと思うんです」という方がチラホラ現れます。
で、そういう方の中のお一人が昨日・・・
「ニューワールドかオールドワールドか、という見極めの方法を教わったんですが、私には難しい」という様なことを話されていました。
しかし、私に言わせると「それはどうでもよい」と思っています。
それよりなにより、そのワインの各項目(外観、香り、味わいetc)をなるべく正確にトレースすることです。
そして、そのワインの供出温度や方法、マリアージュする料理などを考えていけば、試験の合格も実践的な力も同時に上がっていくものです。
また、ひと昔前のように「ニューワールド」「オールドワールド」(そんな言い方は好きではありませんが・・・)の「明らかな」差が少なくなっていると思えますし、場合によっては=例えばボルドー右岸の2010年などのボリューム感など=はかつてのカリフォルニアな感じもあったり、樽使いも逆転していることも少なくありません。
いや確かに国柄や地方特性はあるんだろうと思いますが、それが判れば「パリの審判」などで何回にも亘って専門家が国の間違いを犯したりしないはずです。
古い言葉ですが「諸行無常」はワインの世界でもあるんです。
受験生の皆さんには細かなことより、項目の一つ一つを「多いか少ないか」「強いか弱いか」などのように「デジタル」にトレースしていただきたいと思います。
さて今日もお席は沢山ありますよ‼
樋口誠
で、そういう方の中のお一人が昨日・・・
「ニューワールドかオールドワールドか、という見極めの方法を教わったんですが、私には難しい」という様なことを話されていました。
しかし、私に言わせると「それはどうでもよい」と思っています。
それよりなにより、そのワインの各項目(外観、香り、味わいetc)をなるべく正確にトレースすることです。
そして、そのワインの供出温度や方法、マリアージュする料理などを考えていけば、試験の合格も実践的な力も同時に上がっていくものです。
また、ひと昔前のように「ニューワールド」「オールドワールド」(そんな言い方は好きではありませんが・・・)の「明らかな」差が少なくなっていると思えますし、場合によっては=例えばボルドー右岸の2010年などのボリューム感など=はかつてのカリフォルニアな感じもあったり、樽使いも逆転していることも少なくありません。
いや確かに国柄や地方特性はあるんだろうと思いますが、それが判れば「パリの審判」などで何回にも亘って専門家が国の間違いを犯したりしないはずです。
古い言葉ですが「諸行無常」はワインの世界でもあるんです。
受験生の皆さんには細かなことより、項目の一つ一つを「多いか少ないか」「強いか弱いか」などのように「デジタル」にトレースしていただきたいと思います。
さて今日もお席は沢山ありますよ‼
樋口誠