「伏兵」と言う書き方は不謹慎かもしれません。
東京、大阪、それに沖縄での警戒は衆知のことですし、他府県の感染拡大も目には入っていました。
ところが、この2,3日で東京や大阪以上の増加、そして逼迫度で逆転した山口と広島。
正式な発表は未だですが、沖縄は21時迄の時短、山口と広島は20時迄で酒類提供自粛と言う話が出ています。
東京も大阪も「まだ病床が空いている」と悠長に構えていると手痛い目に合いそうです。
順序としては
1:まん延防止等重点措置を政府に【要請を検討】
2:まん延防止等重点措置を政府に【要請を決定】
3:まん延防止等重点措置を政府に【要請】
4:まん延防止等重点措置を【政府が承認】し【措置内容を検討】
5:まん延防止等重点措置を【政府から発出】
6;その2,3日後から【措置開始】
過去の例を見ると概ね上記の段取りを経ているようです。
大阪は府独自のモニタリング指標のうち「人口10万人当り、1週間の新規陽性者数」は3日位で超えそうですし、「軽症中等症を含む病床使用率」も数日内に基準を超えそうです。
重症病床に関しては余裕がありますが、上記2つのいずれかが超えた場合も発出の大事なシグナルですので、まあ、1週間から10日ほどで上記の手順で発出されてもおかしくないな、と私は見ています。
果たして【いつから?】【どのような措置か?】は明日判明する3県の先行事例を参考にして今後を決めたいと思います。
とりあえずは、それまでは営業を続けますので宜しくお願いいたします。
樋口誠