こういう仕事をしていると「家のセラーにはどういうワインをそろえればよいか?」などと聞かれることがあります。
その場合、お客様のワインを飲まれる頻度やセラーを購入した目的、嗜好などを伺ってお答えしますが、まあ、人それぞれですので簡単に答えることはできません。
ですので、そむりえ亭での仕入れの考え方などを記しておきましょう。
1:使いたい価格帯の範囲内であること。
2:時折ある「祝いの席」等のものも若干考慮する。
3:タイプが被らないようにする。
4:その国ならではの品種を選ぶ。
5:国際品種の場合、なにか相違点を探す。
6:シノニム=異呼称がある場合、「どう違うか?」を検討する。
7:グラスワインとして使うのに適しているか?を見極める。
8:ボトル形状がいびつでないか?も考慮する。
等など、です。
現在でも沢山のグラスワインが空いていますので、バリエーションと価格的妥当性は当然ながら「その産地らしいか?」は大事だと思っています。
家でワインを楽しまれる皆様も是非「偏らない」を念頭にセラーなどを埋めていただければと思います。
樋口誠
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