ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

はじめてのパターン

2017年02月10日 02時46分07秒 | 日記
昨日はワシントン州のヘッジス.ワインメーカーズディナー。

多分、私としてはホテル時代から合わせて100回くらいのメーカーズディナーを経験していますが、今回は「初めて」の感じでした。

というのもヘッジス社のオーナーの息子=実質の当主とグローバルマネージャーという二人がワインメーカーサイドとして来店。

そこの通訳を担当するのが日本人でなく、関連社のアメリカ人。


つまり3名の「外人さん」がそむりえ亭のお客様をもてなす訳です。


日本人にはないし、フランス人やイタリア人にもない「アメリカンなエンターテイメント」を持っていて楽しい話。

しかし、英語が氾濫して「ちょっと置いてけぼり」な感じも現代的。


日本人の通訳さんが丁寧に訳してくれるのとは違う世界でした。

会にご出席の方は「こういうのもあるんだ!」という目で見られていたように感じました。


次のワインメーカーズディナーはいつになるでしょうか?


お客様よりも私が待ち遠しいな、と思っています。



ちなみに今月中はヘッジス社の「コストパフォーマンスに優れた」ワイン4種がグラスで開いています。

是非お試しいただきたいワイン達です。



           樋口誠


今日はワインメーカーズディナーです。が・・・・

2017年02月09日 02時13分12秒 | ニュース
今日9日はワシントン州のヘッジス社のワインメーカーズディナーです。

貸切にて開催いたしますので一般営業は致しません事、ご了承下さいますようお願い申し上げます。


この会、2週間ほど前に満席になりましたが、昨晩事情があってキャンセルの方が1名出ました。

通常日本では販売されないスペシャルワインも出ます。

(全米ナンバーワンカベルネに選出された逸品です)

15時頃までにご一報いただければ幸いです。
(間違いのない連絡方法は14時までならFBメッセンジャー、14時以降は店への電話です)


ご案内の内容はココです。


どうぞ宜しくお願いいたします‼


            樋口誠

意外と強いんです。・・・・ワインって

2017年02月08日 03時25分26秒 | ワインの事
20年以上前のソムリエコンクールでのことです。


全国から予選を勝ち上がってきたソムリエ達が控室で「あのワインは何だったんだろ?」とぺちゃくちゃ。

健全な、中程度の色合いの赤で香りは赤と黒のベリーのフレッシュに近い香り。

味わいも健全でチャーミング。

フランスワインのコンクールでしたから軽めのボルドーや南西地方、ロワールのワインが考えられたのです。

私自身がどのようにコメントしたかは覚えていませんが、おおよそ上記のようなテイスティングであったと思います。


後に解答を知らされますが、皆一様に驚きます。

ワインはロワールのシノンで「3日間日射にさらしていたもの」でした。

誰にも異常は感じられませんでした。

主催者としては若干の異常が出てくるはず、と踏んでいたようなのですが目論みは外れたわけです。

秋で特段に暑くなかったということもありますが、決して強いと思われていなかったワインでも大丈夫だったわけです。


或いは店を開業するまでの私は「職場のワインはセラーに入れて管理しているのだから家では敢えてセラーに入れずに様子を見よう」と段ボールや発泡スチロールの箱に入れ、まとめて積み重ねていました。さすがに日射の当たる部屋は避けて、しかもテーブルの下に置いていましたが・・・・


しかし、その状態で10年おいていた古酒や軽めのワインも殆ど健常でした。


ワインって強いんですね。


調子に乗って非常に暑いところに置いておいてダメにしてしまったものもありますが、発泡スチロールなどの外気を遮断する容器に入れて急激な温度変化を避けていれば「大丈夫」と自信を持てるようになったのです。


いや、セラーは要らない、と言いたいわけではありません。


ただ「セラーの調子が数日前から悪くなってワインを破棄しようと思った」などと言うお客様もいて「なんて勿体ないことを・・・」と思ったのです。

まして今では「エアコンは点けたり消したりしないで点けっぱなしの方が電気代が安い」とも言われます。

ならば温度変化は少ないはずですし、光を遮断する容器はいくらでもありますから安心材料が増えています。


ただ難点は「今のワインの温度が何度で、飲み頃温度までどうすればよいか?」の見当がつけにくいところ。

セラーの長所はソコなんですね。(以前にも書いています。)


しかし「大概のワインは弱くない」「いいワインほど強い」っていうことです。


だからセラーが壊れた、セラーがない、などの理由でワインを購買する気力を失う必要はありません。

セラーがあるのに出す必要はありませんし、あるに越したことはないのです。

が、「ワインは意外に強い」と覚えておいてください。



           樋口誠


「冷涼」なワイン

2017年02月07日 03時08分57秒 | ワインの事
最近の「はやり」の言葉です。

どっしりと重いワインに対する対義語として使われているようです。


昨日はお客様と「冷涼」なワインについて話していました。


しかし、それは簡単な解釈ではないかもしれません。


どうしても「冷涼」は北の産地を思い浮かべがちですし、南のワインの高額のものは確かに「ずっしり」「どっしり」が多いことも否めません。

しかし、そうとばかりは限らないのです。


例えばドイツやアルザスのピノノワールの昨今の良い(高い)ものはブルゴーニュの銘品より重く感じたり、堅かったりします。


或いは南の産地のお安いものは「暑い産地だから冷たくして飲める」冷涼感があったりするのです。


また酸の強い北のワインはいつまでも口中に酸味が残って「鋭い」感じが、むしろ重く感じるものです。

「重いワイン」の対義語ならば「軽くてすっきり」。

それが極端というのなら「エレガント」とか「優しい」ということになりますが、そうでもないということなのです。


また緯度が低くても標高の高いところのワインには「冷涼感」がありますし、北でも品種が熟しやすいものならアルコールもしっかりありますし酸も控えめ。



そむりえ亭のコンセプトだと軽いも、重いも、酸が有るも、無いも、etcすべて揃えなければ仕事になりませんから「冷涼」なワインに縛られることはありません。


しかし、ワインを愛好する方々にはそういうものを探す機会があるはずです。

どうぞ「北」とか「涼しい産地」に縛られずに探していただければと思います。


勿論「解釈」の問題ですから、何が「冷涼」か?は私と違うのかもしれません。


あ、昨日話したお客様とは上記のような話はしていません。

もっとお気楽なお話でしたので、あしからず・・・・


            樋口誠

まあヘッポコでしたが・・・

2017年02月06日 00時59分31秒 | 日記
小学校の中頃にはサッカーの虜だった私です。

阪和線沿線に住んでいて長い球戯場をホームとするヤンマーの試合はしょっちゅう見に行っていましたし、少年サッカー団にも所属していました。

その頃、メキシコオリンピックでは応援するヤンマーの釜本さんが得点王になり、銅メダルも獲得。

日本で最初にブラジルから選手を連れてきてネルソン吉村さん、カルロスエステべスさん、ジョージ小林さんは地元長居で華麗なサッカーを見せてくれていたのです。


しかし、それをも上回る映像は「三菱ダイヤモンドサッカー」(当初はワールドサッカーと言っていたような・・・)

金子アナウンサーとコンビを組んで解説をしたのは岡野俊一郎さん。


理知的で聞き取りやすく、興奮せず、当時の日本に海外の「本場」を紹介してくれる番組。

日本代表のコーチ、監督を歴任、JOCのみならずIOCの委員も務め日本のスポーツ界をけん引してきた岡野さん。


この2月2日に85歳の生涯を閉じられたと聞きました。


今ではサッカーなどトンデモナイくらいに衰えた自分ですが、小学校の「夢多き年頃」を演出した一人の岡野さんには

「ありがとうございました」と言わせていただきます。


ここ最近、思い入れのある命の訃報が増えています。

それは自分が歳を重ねていることの証ですから止むを得ません。

悲しい、というよりは「安らかに」という気持ちが上回ります。


さ、私もがんばろ‼‼


       樋口誠

今日は・・・・・

2017年02月05日 00時53分11秒 | スケジュール
始発の新幹線で東京です。

協会行事で朝からのびっしりのスケジュールです。


会議会議会議の三連発の他、27歳以下の若手育成のための「ソムリエスカラシップ」

名誉ソムリエ=ソムリエドヌールの就任式などなど盛りだくさんです。


というわけで今日はお休みを頂戴いたします。

ご予約のお問い合わせはFBメッセージかインスタグラムのDMでは何時間も間をあけることなくお受けできますので宜しくお願いいたします。

今のところ、6日、7日はお席があります。

8日、9日は一杯になっておりますので御容赦賜りますように・・・・

それ以降はまだ空いています。

(但し5名以上に関しては6日以降にお返事することになります)


どうぞ宜しくお願いいたします‼


          樋口誠

グラスのこと

2017年02月04日 02時44分29秒 | ワインの事
グラスが違えばワインの味や香りが大きく変わる、というのは何度も書いていることです。


そむりえ亭は基本的には「料理に合わせてワインを勧める」がコンセプトですから、グラスの違いをメインで楽しんで頂くのではありません。

しかし「ご自宅でも美味しくワインを召し上がっていただきたい」という強い想いがあります。

「はっきりと違いが判るタイプのワインとグラス」は体験していただくこともあるのです。

忙しい日は難しいのですが、ヒマな日は「ちょっと体験させて」と言ってみてください。


ちなみに常時体験可能なのはシャンパンやそのタイプの発泡酒。

そして今月などはピノノワール。



勿論、そむりえ亭に在庫するのは大したグラスの種類はありませんが、ソコソコの「違い」は見えてくるはずです。


自宅で美味しくワインを飲む。

これからの時代はそうであるべきです。


そこから店で飲む動機のハードルが上がりますが、どんと構えて「自宅より美味しく出しましょう」と頑張る。


これが良い循環ですね。



さて、今日は土曜日。

忙しいこと確定しています。

が、23時には閉店させていただきますので御容赦頂ければと思います。


          樋口誠


今年の特徴でしょうか?

2017年02月03日 02時24分10秒 | 日記
例年、3月を迎える直前位からグループ=少し多めの人数のご予約が増えてきます。

合格、卒業、就職、転勤etc・・・


ですから2月の下旬位から「大人数での予定の方はお早めに❕‼」などと呼び掛けているのですが

今年は1月の半ばからボチボチと大人数の目立つ予約状況です。

勿論、大人数と言っても3名、4名、5名くらいのことですが、普段2名様が多い店としては少々慌てる状況です。


決して忙しい訳ではありませんが、今月でいうと

4日(土)

8日(水)

9日(木)

などは大人数、或いは大人数を含む予約で埋まっています。

今年だけの傾向か、或いはたまたまか?

他のお店の状況はわかりませんが、頭の片隅に置いておいて次年度の参考にしたいと思います。


あ、今日3日は予約少な目。

宜しくお願いいたします‼


         樋口誠



3か月ぶり(笑)でした・・・

2017年02月02日 00時33分30秒 | 日記
ここ暫くの間に来られたお客様は私を見て「なんてダラシナイ」と思ったことでしょう(汗)


散髪に3か月以上行っておりませんでした・・・・・


ちなみに今日は久しぶりの散髪を初利用のお店で体験です。

いわゆる「大衆理容室」で格安。

時間は早いし、効率もよし。


勿論、お安い分だけ技術やホスピタリティには足りない点も感じますが、それは仕方ない範囲です。

今日出勤した私をご覧いただければわかると思いますが「なんにも違和感はない」と思えるはずです。


男の散髪なんて誰も注目していないんでしょうから、何故今までそうしなかったのか?と・・・・・



さて2月です。

お客様の来店動機も祝い事が増えてくる時期でもありますのでお電話で察知できればと思います。



追伸:9日の「ヘッジス.ワインメーカーズディナー」はお陰様で満席となりました。
   どうも有難うございます‼


           樋口誠