ハワイアンレコードから、今日は、プア・アルメイダ氏の一回目の来日である1962年6月、
飯野ホールで録音のアルバムをご紹介しましょう.
但し、このレコードは、プア・アルメイダ氏が心臓病のため52歳直前で急死した1974年に
復刻版として発表されました. そういう点で貴重な一品といえるでしょう.
プア氏は1962年と1965年の二回来日しています.
私は2回目の来日時に、2回聴きに行きました. その時は、確か山口軍一とルアナハワイアンズが
同行していたと思います.
父親のジョニーアルメイダさんと一緒に演奏されていました.
ジョニーさんはご存知の通り、my yellow ginger leiを作曲した方ですが.
今回の1962年6月録音は、ポス宮崎とコニーアイランダースとの共演です.
プア氏の代表作「アイランド・ランデブー」以外で唄ったレコードは、意外と少なく、このレコードには、
月の夜は、ブルーハワイ等の曲が多く歌われているのは珍しいかもしれません.
(king record co., ltd SKD207ジャケットから一部引用させて頂きました)
彼は大変なスチールギターの名手であり、実演奏ではヴォリュームコントロールなどを巧みに使った
「South sea island magic」等強く印象に残っていますが、残念ながらレコードでは、
「Golden Hawaiian Pua Almeida」(日本ビクター、SWG-7139)等が
ありますが、ごく平凡な弾き方になっています.
他に何枚か保有していますが、プア氏の華麗なスチールテクニックのものはお目にかかっていません.
実演奏とは使い分けていたのかもしれませんね.