song1234です. こんにちは、お元気ですか?

日記です。Since 2007年11月~、神奈川県湘南在住、ハワイアン、ウクレレ、スチールギター演奏が趣味。

ハワイアンレコード 「ジェリー・バード」

2008年12月30日 07時00分00秒 | スチールギター


    (monument record co.,usa,teichiku record co.,ltd UPS64-Tジャケットから一部引用させて頂きました)

Jerry Byrd(ジェリーバード)さん(1920-2005)は世界的なSteel Guitaristですね.

彼のハワイアンのレコードやCDは沢山見られます.

今日ご紹介するレコードは、いわゆるJapanese Pops(日本の歌謡曲)をスチールギター演奏

(使用スチールはリッケンバッカー)したものです.

当時の日本での彼の知名度は低く、このレコードを出した1970年は、彼は50歳になっていましたが、

あまり知られていませんでした.

このレコードは、日本でオーケストラ部分を録音したテープをアメリカに送り、Jerryがスチールで

ソロ部分を弾いて完成しています. 少し複雑なルートですね.

ちょっと珍しいと思いますが、

曲目は、

A面は、白い蝶のサンバ、土曜日は一番、若者は旅を続ける、とまらない汽車、幸せってなに?、花のように

B面にいって、恋狂い、愛の美学、帰りたい帰れない、悲しみの中に、海の底でうたう唄、裸足の恋 です.

彼の演奏はすぐに分かります. カントリーっぽく(元々カントリーだったのですから当然でしょうが)、

実に切れの良いバーのさばき、安定した音程、巧みなヴォリュームコントロールあたりでしょうか.

彼は、アメリカでは、Island Musiciansとして知られていますが、日本では、1990年あたりから、

SUPER STEEL GUITARISTとして、ハワイアンスタイルで超有名になりました.

60歳を過ぎてから日本でも有名になった理由は分かりませんが、最後がパーキンソン病(手が震える)だったことは

スチールギター弾く者にとって、大変悔しい思いをしたのだろうと思います.

しかしながら、彼の残してくれた数々のレコード、CDはずっと絶賛され続けることでしょう.

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