今日も朝から、夏空ですが、地域によっては
多少天候不安定な所もあるようです。
東京オリンピック2020も開会式から1週間と1日経ちました。
沢山のドラマがありました。
アスリートの皆さんの純粋な気持ちを耳にすると
感動で胸がいっぱいになります。
必死になって頑張っているアスリート、、死ぬような苦しいトレーニングを
4年間も、否、今回は5年間も我慢してきた。。
こんなのを見てしまうと、オリンピック開催中止なんて
とても言えません。
自分はオリンピック開催時、閉会時に、いつも強く感動する場面があります。
開会式、閉会式に流れる、オリンピック旗の掲揚、降揚時でのオリンピック賛歌です。
なんとも、全世界が一つになって、仲良く!、、強い感動があります。
所で、このオリンピック賛歌ですが、オリンピックが始まってからずっと
続いてきたわけでは、ありません。
自分も知らなかったのですが、調べてみて、びっくりしたことがありました。
大元の曲は、ギリシア語ピアノ用でしたが、日本の作曲家・古関裕而氏が、
オーケストラ用に編曲し、これが今の賛歌として認定されているのです。
これには、経緯があります。
1896年の第1回オリンピック(アテネ)の時に、オリンピック賛歌として
コステイス・パラマス作詞、スピロ・サマラス作曲として、初めて演奏された。
しかし、その後、楽譜が消失して、それ以降のオリンピックでは、各国が
種々の曲を賛歌として演奏していた。
1958年、東京がホスト役で、第54次国際オリンピック総会が
行われたが、少し前に、ギリシャ委員から、楽譜が見つかった、、とホストを務める
当時のIOC委員、東龍太郎氏(後の、都知事)に楽譜が渡された、、
渡されたのは、ピアノ用に編曲されていた楽譜で、ホスト役の日本では、
熟慮した結果、古関裕而氏に編曲を依頼し、オーケストラ用に採譜編曲した。
同年第54次国際オリンピック総会にて、披露したところ、日本の善意と
曲の素晴らしさに、各オリンピック委員は感激して、以降この
古関裕而版を公式賛歌として認定した。
公式認定後、最初に開催されたのが、1960年、スコーバレーから演奏されている。
(注:冬季オリンピックは、第一回の1924年~1992年のアルベールビルまで、夏季と
同じ年に開催していたが、1994年リレハンメルから、夏季の中間となる年(4で割れない
偶数年)に開催することに、改正された。リレハンメルオリンピックだけが、前大会の二年後
に開催されている。。)
古関裕而さんがオーケストラ用に編曲した、それがIOC委員会にて賛歌として正式認定されている。
そしてオリンピック時の開会式、閉会式に毎回演奏される、、ずっと、これからも。。。
古関裕而さんの偉大さを、強く感じます。
同時に日本人として、オリンピックにこんな所でもかかわっていることに
感銘を受けました。何か、日本人の誇りを持てましたし、嬉しいです。。
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古関裕而は偉大だ。
連日の熱戦に ステイホームで声援してます。