「黒い地図」★★★
ピーター・スピーゲルマン著
501ページ、900円、2005/10/20刊
私立探偵のジョン・マーチ、
エリート銀行家から
脅迫の相談を受ける。
事件の真相に
迫る過程で、
自らの裕福な家庭や
保安官の経験などが
明らかにされる。
彼は人間の弱い部分を、ゆすりの種にしている
邪悪な影をたどりながら
自分のこれまでの「地図」を
読者に見せてくれる。
約束された未来があったのに
「どうして」と皆に言われながらも
自分の意思を貫いている。
その静かで強い意志、
そしてそれを許さない社会、
事件の真相よりも彼の彼自身のストーリーが
際立っていた。
この作品がデビュー作ですでに、この夏
2作目が出来あがったという、
これからが楽しみな作家だ。
作家の1作目を偶然に手に取り、読むことが出来るのは
この上ない喜びだ。
たいていは、面白いという噂を聞いて
その人の1作目を遅ればせながら読むことが多いからだ。
★ここまで読んだら、是非クリックもよろしく!他のブログもチェック!←
★実は手元にジリアン・ホフマンの「報復ふたたび」がある。
デビュー作は★4つの傑作でした、早く読みたい!
ピーター・スピーゲルマン著
501ページ、900円、2005/10/20刊

エリート銀行家から
脅迫の相談を受ける。
事件の真相に
迫る過程で、
自らの裕福な家庭や
保安官の経験などが
明らかにされる。
彼は人間の弱い部分を、ゆすりの種にしている
邪悪な影をたどりながら
自分のこれまでの「地図」を
読者に見せてくれる。
約束された未来があったのに
「どうして」と皆に言われながらも
自分の意思を貫いている。
その静かで強い意志、
そしてそれを許さない社会、
事件の真相よりも彼の彼自身のストーリーが
際立っていた。
この作品がデビュー作ですでに、この夏
2作目が出来あがったという、
これからが楽しみな作家だ。
作家の1作目を偶然に手に取り、読むことが出来るのは
この上ない喜びだ。
たいていは、面白いという噂を聞いて
その人の1作目を遅ればせながら読むことが多いからだ。
★ここまで読んだら、是非クリックもよろしく!他のブログもチェック!←
★実は手元にジリアン・ホフマンの「報復ふたたび」がある。
デビュー作は★4つの傑作でした、早く読みたい!