「アメリカを売った男」★★★☆オススメ
クリス・クーパー 、ライアン・フィリップ 主演
ビリー・レイ 監督、2007年、アメリカ、110分
FBI訓練捜査官の主人公は
定年間近の特別捜査官の監視の命令を受ける。
家族ぐるみで親しくなっていくが
不審な点は感じられず、そんな仕事自体に
疑問を持つようになるが、
対象者が実はスパイであると知らされ、
上官を騙すことに後ろめたさを感じながらも
任務を遂行していく。
実際にあった20年以上に渡る
スパイ容疑で捕まった男の最後の2ヶ月を描いた。
クリス・クーパーは地味ながら
脇役で常にいい味をだしている、よく見かける顔だ、
大好きな「遠い空のむこうに」では
主人公のお父さんを演じていた。
そんな彼が「役者だなー」と思わせる
存在感ある演技でこの映画を引き締まった
緊張感あるものにしている、
そしてもうひとりの主人公である
ライアン・フィリップも顔だけが良い役者から
どうしてどうして、脆い心の内側を好演。
奥さんがアカデミー主演女優賞獲ったから
頑張ってもらいたいが、
この映画では彼の心の動きが痛いほど分かった。
信頼という言葉は重い、
それは仕事だけじゃなく、人間的にある程度
好きにならないと相手の心にもう一歩深く
入り込もうと思えないのと同じで
うわべの付き合いでは得られないものだ。
対照的な二人は
隠すほうと見つける方に分かれながらも
ヒリヒリするくらいそのギリギリの心情が
伝わって面白かった。
地味で小粒な映画ながら
こういう映画に出会うと、わざわざ時間を合わせ
お金を払ってこの映画を見ることが出来たことが
嬉しくなる。
実際の事件だから見つかってしまうのだけど
見つかって欲しい様な、欲しくない様な
主人公と同じような気持ちで映画を見つめた。
何故、20年にも渡ってスパイを続けたのか、
その理由は想像するしかない。
★100点満点で75点★
soramove
★参考になったらココもクリック!←ランキング上昇ボタン
レンタルまで待ってもいいけれど、
劇場での濃密な空気、一対一という感じが
この映画には必要かもしれない。
★映画ランキングはこちら
クリス・クーパー 、ライアン・フィリップ 主演
ビリー・レイ 監督、2007年、アメリカ、110分
FBI訓練捜査官の主人公は
定年間近の特別捜査官の監視の命令を受ける。
家族ぐるみで親しくなっていくが
不審な点は感じられず、そんな仕事自体に
疑問を持つようになるが、
対象者が実はスパイであると知らされ、
上官を騙すことに後ろめたさを感じながらも
任務を遂行していく。
実際にあった20年以上に渡る
スパイ容疑で捕まった男の最後の2ヶ月を描いた。
クリス・クーパーは地味ながら
脇役で常にいい味をだしている、よく見かける顔だ、
大好きな「遠い空のむこうに」では
主人公のお父さんを演じていた。
そんな彼が「役者だなー」と思わせる
存在感ある演技でこの映画を引き締まった
緊張感あるものにしている、
そしてもうひとりの主人公である
ライアン・フィリップも顔だけが良い役者から
どうしてどうして、脆い心の内側を好演。
奥さんがアカデミー主演女優賞獲ったから
頑張ってもらいたいが、
この映画では彼の心の動きが痛いほど分かった。
信頼という言葉は重い、
それは仕事だけじゃなく、人間的にある程度
好きにならないと相手の心にもう一歩深く
入り込もうと思えないのと同じで
うわべの付き合いでは得られないものだ。
対照的な二人は
隠すほうと見つける方に分かれながらも
ヒリヒリするくらいそのギリギリの心情が
伝わって面白かった。
地味で小粒な映画ながら
こういう映画に出会うと、わざわざ時間を合わせ
お金を払ってこの映画を見ることが出来たことが
嬉しくなる。
実際の事件だから見つかってしまうのだけど
見つかって欲しい様な、欲しくない様な
主人公と同じような気持ちで映画を見つめた。
何故、20年にも渡ってスパイを続けたのか、
その理由は想像するしかない。
★100点満点で75点★
soramove
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劇場での濃密な空気、一対一という感じが
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