soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

WOWWOWの録画でドキドキしながら

2005-02-28 18:45:14 | 大作映画ハリウッド系
「アカデミーの行方」

録画していたので、お昼のニュースも
見ないで帰ってきて、最初の方はちょっと飛ばして、
途中から見始めました。
結果はもうどこでも流れているだろうけど、一応書きます。
まだ自分で確かめたい人は、ここで止めてください。
やはり発表のドキドキ感はバーンと結果を知るのでなく
順序を追って知りたいものです。




これだけ離せばいいでしょうか。


★助演女優賞★ケイト・ブランシェット
「アビエイター」

★助演男優賞★モーガン・フリーマン
「ミリオンダラー・ベイビー」

★主演女優賞★ヒラリー・スワンク
「ミリオンダラー・ベイビー」

★主演男優賞★ジェイミー・フォックス
「レイ」 ← クリック!

★監督賞★クリント・イーストウッド
「ミリオンダラー・ベイビー」

★作品賞★
「ミリオンダラー・ベイビー」



気になる韓国映画興行ランキング

2005-02-28 08:02:25 | 韓国映画・アジア映画
気になる韓国映画興行ランキング

1位「マラソン」
累積動員が360万人に達し、
堂々の成績、
主演は「ラブストーリー」の
チョ・スンウが自閉症の
マラソンランナーを演じている。

昨年12月にソウルに行った際は
色んなところでポスターを見ました。
草むらに寝転んだ
清々しい笑顔が印象的でした。


2位「コンスタンティン」キアヌ・リーブス主演
2週目ですでに150万人と、「マトリックス」以降で
久々のヒット。映像が凄そう。

3位「葱トントン、卵パカッ」
ふざけたタイトルですが
3位にいるということは内容がいいのか。
インスタントラーメンをモチーフにした作品で、
入れる具により色んな味になるラーメンに人生をなぞっているらしい。
ところがかなりの感動作とも言われているので
きになります。
イム・チャンジョン、イ・インソン主演


4位「アビエイター」レオはもうすぐ始まるアカデミーで
賞をとれるのか、結果は帰ってから。
1週目の成績で4位は厳しい。

5位「公共の敵2」
350万人動員の大ヒット。
年明けから韓国映画が
「マラソン」とこの映画で
ヒットを連発、勢いがあります。
ソル・ギョング、チョン・ジュノ主演。
前作は日本で公開されなかったが、
今回はどうかな。
どうせなら2作一緒に
連続上映して欲しいものです。


6位「レッド・アイ」韓国
7位「ジェニ、ジュノ」韓国
8位「その時彼らは」韓国
9位「B型のボーイフレンド」韓国
10位「サイドウェイ」
ベストテンに7本を送り込んだ韓国映画界の力強さに羨ましいような
気がする。
         (2/12付け、シネ21発表)



心臓を抉り出す連続殺人の恐怖

2005-02-27 21:08:47 | 読書の時間
「報復」★★★★処女作でこの力量
ジリアン・ホフマン著、612ページ、860円

生きたまま心臓を抉り出す
連続殺人が発生。
狙われたのは
金髪の美女ばかり。
そして犯人として
捕まった男は
事件の担当検事補にとって
忘れられない男だった。

惨たらしい殺人の描写が何度も描かれ、
主人公の検事補は忘れることの出来ない過去を
引きずりながら懸命に正義を求めていた。

同じような展開の本はいくらもあるのに
それを楽しめるかどうかは、
いかにリアルをうまく書いているかにかかっている。

割と長い小説ながら、途中で読むのを止めたくないくらい
次の展開が気になる本。
久しぶりに次の本を早く期待する作家に出会えた。
最近よく売れているロマンティック・ミステリーは
ちょっとロマンス色が強くていまひとつ好きになれないが
その路線とは一線を画すのは、ただ本人の資質と
本人が検察官だったということに裏打ちされた
「守らなければならないもの」が何かをちゃんと
書いていることだと思う。

次回作も同じ人が主人公だろうな。
過去との完全な訣別ができたのか、
新しく始まった恋はどうなるのか。
楽しみな作家の作品だった。

@@
海外ミステリーは毎月それぞれの出版社から
どんどん量産されている。
その中で本当に読み応えあるものは少ない。

文庫本でもたいてい800円~1000円払って、長い長い本を
読ませられて途中で「ヤバイかな」と思う瞬間は、悔しいかぎり。
この本は間違いなくそんなことはない。
(2004年11月20日発売)



カン・ドンウォンは日本ではどうかな

2005-02-25 10:15:29 | 韓国映画・アジア映画
「オオカミの誘惑」★★★☆
カン・ドンウォン、チョ・ハンソン、イ・チョンア主演

相変わらずヨン様を追っている
日本のマスコミと
韓国での人気が
ズレているのは映画通ならよく知っている。


昨年3度ソウルに行き,
数本の映画をみた。

いつも街中で映画スターの
企業広告ポスターを
あちこちで目にし、
そのほとんどは日本では未公開の
軽めのラブ&コメに出演する若い俳優だ。
彼らはTVドラマでまず人気者となっている。


カン・ドンウォンはどうも韓国では
本当に凄いらしい。
この「オオカミの誘惑」は
共演のチョ・ハンソンの人気もあって
60万人を動員の大ヒットとなった。


「シュリ」が240万人を動員した1999年以降
韓国映画は制作費も大きくなり「JSA」「チング」
そして「ブラザーフッド」は350万人と、
ハリウッド映画の成績を超え始めた。

しかしその前年以前は60万人動員すれば
その年のトップの成績くらいにあたり、
「オオカミの誘惑」がいわゆる大作でなく
かなり軽めの青春ものでのこの成績は
主演の2人の人気によるところが大きそうだ。


昨年の東京国際映画祭では
舞台挨拶があるということで
チケットはオークションでかなりの高値となっていた。
最前列は5万円を超えていた。


映画はひとりの女の子と二人の男子校生の三角関係。
見所は韓国の日常風景が見られることと、
日本映画では感じられない?役者の生き生きとした表情。
類型的な演出もたくさん見られるが
そういうちょっとクサめな部分を差し引いても
見ていて楽しくさせてくれる映画だ。

その点、邦画は演出が細かすぎて、その人の持つ
きらきらとしたその時だけ放つ輝きも押さえつけている印象がある。

ただ二人は女の子の内面に惹かれるという設定ながら
どう見てもそれほど惹かれないし
学校の人気者二人がその女の子に固執する理由が
いまひとつピンとこなかった。
もちろんその理由も後半で明かされるが
それでも「どうかなー」という気分。

3月19日に公開が決まったので
俳優の力だけではヒットを出しにくい
日本でどんな成績がでるか楽しみだ。
(2004/10/30シアターコクーンで鑑賞)