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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション 」特殊能力ならどんな能力がいいか考える

2011-06-29 19:09:04 | 大作映画ハリウッド系
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション 」★★★★
ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、
ケヴィン・ベーコン、ジェニファー・ローレンス、
ジャニュアリー・ジョーンズ、ニコラス・ホルト、
ジェイソン・フレミング出演

マシュー・ヴォーン 監督、
131分 、2010年12月18日,
2010,アメリカ、イギリス,カルチュア・パブリッシャーズ
(原作:原題:X-MEN:First Class )







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「このシリーズは全部劇場で見てる、
せっかくの巨大予算のパニック映画だから
やはり大画面で見なくては、
今回もその醍醐味を味わえた喜び、
そして今回は感情にも訴える
意欲作に出来あがっていた、素晴らしい」



もし特殊能力があったら・・・
空を飛べたり、壁をスィって抜けたり
瞬間移動もいいな

でもそんなことが出来る人が
近くに居たら自分達はどう感じるだろうか、
やはりお得意の「異質なもの」を
排除しようとやっきになるのかも。
「普通」じゃないからと。



個性は素晴らしいと言いつつも
どこかで飛び抜けたり
別の方向を向いたりを見つけると
とりあえずは「区別」するのが人間だ
理性では分かっていても
そんな自分を正当化しつつ
でもやらかしてしまうんだろうな。

この映画はそんな
人間らしい
醜くも愛おしい部分を刺激する

あり得ないことだから
映画の中のこととして見てるけど
実際となったらどうなんだろうか、
まあそんな難しいことは置いておいて
この映画の野心的なつくりを
ただただ絵空事として楽しみたい。



かつての「キューバ危機」の歴史的な事実を
織り込みつつ
特殊な能力を持って生まれたばかりに
かえってその能力に
がんじがらめに縛られてしまうミュータント達を
個々の個性をしっかりと描き分け
ドラマとしてもレベルは高かった。



映画の中身もさることながら
描かれた「キューバ危機」の緊迫感は
映画の中とはいえ
そんな事実を改めて考えさせてもくれる、
ホントにあと一歩で世界戦争だったかも
しれないのだと思うと事実の方が
やはり怖いのかもしれない。

次はこの映画どこへ向かうのだろう。

★100点満点で75点★


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ミュータント同士の戦いを見て来た前作までの
意味が分かってさらに面白く感じた。

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映画「キック・アス」立ち上がらなければヒーローにはなれない

2011-06-27 19:09:38 | 大作映画ハリウッド系
「キック・アス」★★★☆DVD鑑賞
アーロン・ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、
クリストファー・ミンツ=プラッセ、
ニコラス・ケイジ出演

マシュー・ヴォーン 監督、
117分 、2010年12月18日,
2010,アメリカ、イギリス,カルチュア・パブリッシャーズ
(原作:原題:KICK-ASS)






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「公開時気になっていた映画を
DVDレンタルで鑑賞した。
アメリカンコミックの映画化は
バットマンなどの一部を除いて
どうしても親しんでいない自分達には
もうひと面白さが伝わらないと感じてたが
この映画は単純明快で面白かった」



スーパーヒーローに憧れを持つ高校生
デイヴ(アーロン・ジョンソン)は、
ネットで買ったスーツとマスクを身に付け
ヒーローとして地味に街で活動していた。


自らを「キック・アス」として名乗り
次第に知名度が上がっていくが
高度な訓練を受けた
ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)と
ビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)との出会いによって
本格的に悪の犯罪組織に立ち向かうことになる。

防弾ジャケットの強度を確かめるため
娘であるヒットガールを打つビッグダディ、
そんなことしなくてもと思うが
そのうち破天荒な彼らにクギ付けになる、
そうだ映画の醍醐味ってこんなふうに
非現実をお約束として受け入れることが出来ることだ。



なんか忘れてた映画を楽しむってことを
久し振りに堪能した気分

そういうえば最近は痛快で
文句なく面白い映画を見てなかったな。

情けない男にしっかりした女の子
そんな関係は多くの映画で描かれてきたが
この映画はさすがにブッ飛んで
彼女のアクションシーンも
拳銃に打ち抜かれる顔や体は
リアルさより過激さに重点を置いていたりと
適度に遊びをはさみつつ
笑いながら
終わってみればスカッと良い気分。



色々思うばかりで立ち上がれない
自分達の日常ってそんなもの

でも映画ならヒーローになれると
力づけてくれる、
それもちょっと過激に、
次回は必ず劇場で見ます。


★100点満点で75点★


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ニコラス・ケイジがわき役に徹していて、それも面白かった。

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映画「軽蔑」軽蔑というよりバカバカしい

2011-06-26 00:09:23 | インポート
「軽蔑」★★★
良健吾、鈴木杏、大森南朋、忍成修吾、
村上淳、根岸季衣、田口トモロヲ、
緑魔子、小林薫出演

廣木隆一 監督、
135分、2011年6月4日公開
2010,日本,角川映画
(原作:原題:軽蔑/中上健次)







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鈴木杏のポールダンスが話題の映画
率直に言って脱ぎ損だったな。これは。

「歌舞伎町で出会った二人は
ヤクザの抗争から逃れ
カズ(高良健吾)の故郷へと向かう、
ボンクラな息子とケバイ真知子(鈴木杏)は
田舎ではどうしても色眼鏡で見られてしまう、
そしてカズは賭博で多額の借金をしてしまい、
高利貸しは借金を帳消しにする代わり
真知子を寄こせとカズに告げる」



まったくリアルを感じない
バカバカしい作品だった。



分かり切ってるのに賭博に出を出し
借金を重ねても最後には父親に頭を下げる
ダメな息子カズと
ポールダンスで稼いでいた真知子も
カズさん無しでは生きていけないと
すがりつく。
一体どうなってるんだろう、
単純に整理できそうなことを
延々どうしよう、どうしようと
困ったふりをしながら
その実、何もしない二人。



だから「軽蔑」ということなんだろうが
文学的「軽蔑」って
なんというかもっと混乱し
ねじれ、何かの裏返しであったりで
こんな表面的なダメダメさを
軽蔑と言ってしまうなら
映画で見せる理由が分からない

そんな映画だった。

もうちょっとどうにかなっただろうに
残念な結果だったな。

★100点満点で60点★


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鈴木杏の顔がアップになると吹き出物だらけの顔は気になった。

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映画「ロシアン・ルーレット」ジェイソン・ステイサム、ミッキー・ロークの出演が生かされていない

2011-06-25 00:09:56 | ミニシアター系映画
「ロシアン・ルーレット」★★★
サム・ライリー、ジェイソン・ステイサム、
ミッキー・ローク、レイ・ウィンストン出演

ゲラ・バブルアニ 監督、
97分 、2011年6月18日,
2010,アメリカ,プレシディオ
(原作:原題:13)






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「予告編で見て単純なストーリーを期待して劇場へ、
もちろんその場に至るまでの
それぞれのドラマや
その後も楽しみにしていたが
ジェイソン・ステイサム、ミッキー・ロークと
ビッグネームを使いながら
安いB級映画そのものというお粗末な出来だった」



こういう映画に別にそれ程多くを求めない
予告でなんとなくは分かっていたので
そのギリギリの精神状態とか
こうまでしないといけない状況とかを
間に合わせのようでも構わないから
もっと掘り下げて欲しかったな。



なんか安い映画ならそれでも
どこかにこだわりみたいなものが欲しい、
この映画はただ「死」が
無造作に提示されるだけ
周囲で見つめる大金を懸ける
金持ち連中にしても
あまりに表面的で
やはり不満だ。



それ程求めないと思いつつも
それでも物足りない、
きっと嘘でもいいから
どこかにリアルを見たかったのだろう、
この映画は絵空事
そのものでしかなかった。



ミッキー・ロークは最近は情けない体になっても
出演作はかなり良かったのに
なんでこんな役を引き受けたのか、
それはジェイソン・ステイサムも同じ。
誰も得をしないような出演。

アメリカ映画といえば
大都会を舞台にしたものが圧倒的だが
今回は主人公はオハイオで暮らす青年、
家族同士がみんなで気にかけ合うような
暖かい雰囲気の中から
ロシアンルーレットの会場へ、
人生何があるか分からない、

その曲がり角を曲がったら・・・・。
怖い怖い。


★100点満点で60点


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観客が3人と言うこっちも怖い興業でしたね。

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映画「タクシードライバー」1976年の憂鬱

2011-06-24 19:09:02 | インポート
「タクシードライバー」★★★☆
ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード
ジョディ・フォスター、ハーヴェイ・カイテル出演

マーティン・スコセッシ 監督、
114分、1976年,
アメリカ(原作:原題:TAXI DRIVER)






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カンヌ映画祭でグランプリを獲得し、
マーティン・スコセッシ監督、
ロバート・デニーロの出世作。

「タイトルは知っていた、
ロバート・デニーロの出世作であり、
13歳のジョディ・フォスターが娼婦役でデビューと
当時はそれなりに
センセーショナルな映画だっただろう、
ベトナム戦争で疲弊したアメリカ
身近な場所にも潜む暴力、
タクシードライバーの主人公は
誰かではない自分がこの町をクリーンにしてやる
そんな確信に変わっていく」



今、日本は閉塞感に包まれている
相変わらず自分達の望むムードは
「誰かが」なんとかしてくれないかなと、
なんとかしなくてはと思う一方で
誰かに乗っかるような都合のいいものでもある。
変えるには「何か」行動をおこさなくてはならないが
その何かが分からない
結局は何もしないのだ。



この映画はBS放送を録画して見た、
音楽が唐突でうるさく感じた、
なによりロバート・デ・ニーロがスリムで
驚いたが時折見せるクセのような動作は
現在の彼と同じで
劇中で26歳と言うデ・ニーロは
この映画の主人公をどんなふうに捉えていたのか
それが気になった。

先日亡くなった俳優の児玉清さんが言っていたが
名画と言われるたとえば白黒映画が
今見返してみると
それが当時の世相や最新流行の様々なものを
使っているとしても
古臭かったり、伝わらなかったり
間延びしすぎているように感じてしまう。

それに比べ「ウルトラマン」は
今も多くの人に受け入れられている。


この映画で感じたことも同じだった、
ベトナム戦争を戦ったアメリカの
当時のムードはやはり分かりにくい
その事実が人々の気持ちをどのように変えたのか
きっとその部分がこの映画を見る時の
重要な要素だろうけど
今の世界では歴史になりかけている。



だから当時この映画を見た人たちの
素直な反応というものは
自分達には無い、
そして現代の目でこの映画を見た時
満足できない日常へのいら立ちや
形の見えないもやもやしたもの
そんな誰もが多かれ少なかれ
感じる想いは時が変わろうと
それ程変わらないんだと分かる。

けれどそのセンセーショナルな感じはしない、
音楽は唐突で時に大袈裟
ロバート・デニーロにしたって
名演というよりは過剰さが目立つ。



それでもこの皮肉なラストは
ウソだろと思いつつも
なんかスッとした。
何が良くて何が悪いかなんて
そんなものは大都会の中では
ひどく曖昧で滑稽だ。



★100点満点で70点


soramove
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ジョディ・フォスターが少女の娼婦役と話題になったようだが
演技といえるほどのものには見えなかった。
それほど現代の演出が巧みだということか。

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