「失われし書庫」★★★★
ジョン・ダニング著(588ページ、900円)
人間の何かに夢中になる情熱を
うまく取り込んだオススメの一冊。
シリーズ3作目も出だしから、
個性のある登場人物を配して、
快調に読み進めてしまう。
こういう勢いはミステリ作品には欠かせないが、
多くは、どこか説明しすぎたり、全く関係のない
展開が入り込んだりして、スピード感を保てないが、
この作品はラスト近くまでは、小気味良いいテンポで
なかなか読むのを止められない。
ラスト近くまでは「傑作」の予感。
だが残念なことに最後の最後で失速してしまう。
失われた蔵書を巡って悲しい程の
長い長い時間をかけた人間の夢の物語。
誰も死なず、誰も傷つかない物語なんてないのだ。
@@
「死の蔵書」★★★★★「幻の特装本」★★★★
このシリーズにハズレなし。
海外ミステリーファンなら必読。
ジョン・ダニング著(588ページ、900円)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/2c/52d20938e0a523bb8ed5977b5250955a.png)
うまく取り込んだオススメの一冊。
シリーズ3作目も出だしから、
個性のある登場人物を配して、
快調に読み進めてしまう。
こういう勢いはミステリ作品には欠かせないが、
多くは、どこか説明しすぎたり、全く関係のない
展開が入り込んだりして、スピード感を保てないが、
この作品はラスト近くまでは、小気味良いいテンポで
なかなか読むのを止められない。
ラスト近くまでは「傑作」の予感。
だが残念なことに最後の最後で失速してしまう。
失われた蔵書を巡って悲しい程の
長い長い時間をかけた人間の夢の物語。
誰も死なず、誰も傷つかない物語なんてないのだ。
@@
「死の蔵書」★★★★★「幻の特装本」★★★★
このシリーズにハズレなし。
海外ミステリーファンなら必読。