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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「ダーク・フェアリー」雰囲気はたっぷり、でももっと期待してたのにな

2012-01-31 07:07:07 | ミニシアター系映画
「ダーク・フェアリー」★★★☆
ケイティ・ホームズ、ガイ・ピアース、
ベイリー・マディソン出演

トロイ・ニクシー監督、
100分、 2012年1月21日公開
2010,アメリカ・オーストラリア・メキシコ,
フェイス・トゥ・フェイス/ポニーキャニオン
(原題:Don’t be Afraid of the Dark )






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鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が、
脚本とプロデュースを担当した一作


「ギレルモ・デル・トロ監督作品の雰囲気たっぷり
でもやはりそれではどこか物足りない、
どうして自身で監督しなかったのか・・・、
元ネタがあってのリメイクだからか
おどろおどろしい雰囲気たっぷりなのに
どうしようもない哀しみみたいなものは感じられず
なんか割と安っぽい仕上がりで肩すかしだったな」




古くて大きな洋館が映し出されると
その館自体が大きく息をするみたいに見えた、
何かが始まる予感

父親とその新しいガールフレンドの元に
母親に見捨てられた少女がやってくる、
舞台は揃った
さあどんな不条理な世界をみせてくれるか
期待しつつ映画の中へ。


古い屋敷のそこここに光の当たらない部分があり
誰もいないのに扉のギーッっとする音や
誰かが歩いているような気がする音
気になり始めたら堪らない、
子供の頃、怖い話を聞いたり読んだ後
布団をかぶって外界から逃げ出したような感覚が蘇る、

そして舞台となる洋館には本物の黒い妖精が住んでいた。


何がこの不思議な現象を起こしているんだろう、
暗い画面をようく見ようと目を凝らすが
彼らが姿を見せてしまうと
もう物語は行き詰まり
残念だけど映画の且つ待つまで見えてしまう。



それにしても子供や恋人があれほど
この館では何か邪悪なものが居ると訴えても
全くそれを受け入れない父親って
見てるこちらがイラつく
気持ちは分かるがもうそんな悠長なこと
言ってられないだろ!
そんな突っ込みを心の中で幾度も繰り返した。


ストーリー自体は幾度も焼き直されたもので
目新しさは無い、
こうなったらどう描くかということだ

大人になっても急な停電の暗闇には驚くが
少女が風呂に入ってるとき
停電し何か小さなものが体中を這いまわる様子は
なにか見てるこっちの体も
モゾモソする不快な感覚を覚えた、
このあたりは気持ち悪いけど面白かった。


でも見どころと言うか
面白かったシーンは少なく
想像の範囲内でそれなりに楽しめたが
期待した以上ではなかったな

レンタルでも充分ってところ。


ラスト、逃げ出す主人公達
これじゃあ、解決になってないじゃん!


★100点満点で65点



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ギレルモ・デル・トロ監督作品
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(2008)
パンズ・ラビリンス(2006)
ヘルボーイ(2004)
ブレイド2(2002)
デビルズ・バックボーン(2001)
ミミック(1997)
クロノス(1992)
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映画「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」これが事実の物語

2012-01-27 07:39:04 | ミニシアター系映画
「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」★★★★
ドミニク・クーパー、リュディヴィーヌ・サニエ出演

カン・ジェギュ監督、
109分、 2012年1月13日公開
2011,ベルギー,ギャガ
(原題:The devil’s double )






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影武者だったラティフ・ヤヒアの自伝の映画化。


「イラクのサダム・フセインを知らない人はいないが、
その息子ウダイを覚えている人は少ないだろう、
映画の中盤、彼が直接オリンピック出場選手を
拷問しているシーンで
そういえばそんな報道があったなと
改めて歪んだ人格のその人の映画に見入った」



この映画はフセイン元大統領の息子の話ではなく
中心は彼の影武者となった男、
顔が似ているというだけで
「影武者になることを承知しないと家族を殺すぞ」と脅され
ウダイの声やしぐさを真似ることを強要されつつ
サダムの息子の側で
権力者の息子の持つ強大な権力を
冷めたまなざしで見つめる。



悪戯っ子がそのまま大人になったようなウダイ、
フセイン以外は彼を叱る者もいないわけで
迷惑な話だ。


油田と砂漠くらいしか頭に浮かばないが
映画で見ることが出来る街の様子は
都会そのもので
そこを歩く人達は普通に見える
そんな毎日の土台がとても脆く
こんな不安定な政治と
横暴な権力者に掌握されている事実
そんなことを見ていると
やはり政治って大切なんだと実感する。



自分達の毎日を
目に見えるものや見えないものを
政治が作っていると普段は実感しないから
こんなに無関心なんだろうな。


幸せな結婚式の最中の花嫁を奪い
街を歩く学生を車で連れ去る
父親の友人であろうと気に食わなければ殺害し
ウダイは悪行の限りを尽くすが
彼の存在自体が独裁国家を象徴しているみたいだ。

フセインの息子の存在は
特に気にもならないし
ストーリー自体も目新しさは無い、
こんなことをあるだろうなという
想定の範囲内だけれど
この映画の見どころはウダイと影武者の
一人二役を演じるドミニク・クーパーに尽きる、
きっちり二人の人間がそこにいるのだ。



そしてウダイを真似しつつも
自分を失わない影武者のラティフ・ヤヒアが
ある瞬間、狂気と正気が重なり合う瞬間
人間の狂気を見せつける
怖いと思った、

もしかしたらウダイであったかもしれないのか・・・・、
人間は恐ろしい
けれどしっかりともうひとりのラティフがいて
大丈夫だと言ってくれていた

そんな映画を見終えて映画館を出る
ショッピングセンターの映画館だから
買い物客にまぎれて、また平穏な日常へ。


★100点満点で70点



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ドミニク・クーパー出演作品
フロム・ヘル From Hell (2001)
アガサ・クリスティー・コレクション 忘られぬ死 Sparkling Cyanide (2003) テレビ映画
プルートで朝食を Breakfast on Pluto (2005)
ヒストリーボーイズ The History Boys (2006)
ジェーン・オースティンの「分別と多感」 Sense and Sensibility (2008) テレビ映画
マンマ・ミーア! Mamma Mia! (2008)
ある公爵夫人の生涯 The Duchess (2008)
17歳の肖像 An Education (2009)
デビルズ・ダブル -ある影武者の物語- The Devil's Double (2011)
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー Captain America: The First Avenger (2011)
マリリン 7日間の恋 My Week with Marilyn (2011)

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映画「マイウェイ 12,000キロの真実」遠くまで走った二人の真実

2012-01-24 21:59:10 | 韓国映画・アジア映画
「マイウェイ 12,000キロの真実」★★★★
オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン出演

カン・ジェギュ監督、
145分、 2012年1月14日公開
2011,韓国,CJ Entertainment Japan、東映
(原題:My Way /마이웨이)







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「韓国での公開は日本より一足早く12/21、
惜しくも『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』に次いで
初登場2位で発進、4週目も9位とヒットとなっている
1000万人以上を動員した「ブラザーフッド」と比べると
200万人を超えたあたりで少し物足りないが
映画の内容は見ごたえのある傑作映画に仕上がっていた。」




35年もの長い日本統治のなかで生まれた
真実をベースにした映画、

韓国映画なので日本人は「悪」
韓国人は「善」という描き方は否めないが
当時はたぶんこの通りだったのだろうと想像できる、
今、自分達が考えないといけないことは
過去に学び、人間は世が世なら
こんなことも他者にしてしまうのだという真実だろう。



何も持たないからこそ
走ることに自分自身を表現したジュンシク(チャン・ドンゴン)と
走ることは自分の才能のひとつに過ぎず
ジュンシクをなんとも言えない表情で見つめる
長谷川辰雄(オダギリジョー)、
彼は何不自由ない生活を日本人として送っていた。
この京城(現ソウル)の街並みはスゴイ、
すんなりと映画の魔法に心地よくかかっていく、
やはりこれは映画じゃなくては味わえない至福のひとつ。



ここから二人の運命はどんどん変化していく、
噂に聞くノモンハンの激闘は
長谷川辰雄が狂気の表情を見せる、
いわゆる悪役とはいえオダギリジョーは
この映画で最高の役を手にした。



圧倒的なソビエト軍の戦車部隊を前に
逃げ戻る同胞の兵士に「戻れ!ひるむな!」と
銃口を向ける長谷川辰雄の顔には飛び散る血飛沫
砂ぼこりと焼けた煙
物々しい音、叫ぶ声
不謹慎かもしれないがホントに美しいシーンだ。
この戦闘という地獄絵図から
人間の持つひとつの本質が浮かび上がるのが
なんとも哀しい。



続くソ連の収容所生活での
韓国人と日本人の立場の逆転、
そんな中で描かれる主人公二人のそれぞれの思い、
そんななかでもジュンシクは仲間を気遣い、
辰雄はなんとかギリギリの軍人としての
誇りだけは失わないように生きるのだが、
生きるための選択として
ソビエトの軍服を来た時、彼の中の何かが
決定的に失われた。



戦闘や当時の街の様子など
大規模な予算でいかにも大作的な規模で
描かれているが
この作品で凄いのはそんな中でも
主人公達の心の動きを
その時々の小さなエピソードを見せることで
丁寧に彼らを追っていることだ。



初めて二人が出会った時、
主従の立場は違っても
一緒に走ればお互いの顔を見つめ
同じ様に前を向いて
息遣いが聞こえるほど側で
単純に走ることを楽しんだあの瞬間、
それから随分と時が経ち
随分と遠くまで来た

「ここから京城まで走ったらどのくらいかかるだろう」
案外真面目に言ったジュンシクの心だけは
すでに彼の祖国へ戻っていたのかもしれない。


こんな映画を韓国が作ってしまう現実、
日本でももっと大きな意思をもった作品が
作れないものか。

★100点満点で75点


最近、原発関連で妙な文化人扱いの山本太郎も出演、
俳優はその演技で何かを示すほうがいいと実感。



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カン・ジェギュ監督作品
銀杏のベッド(1996)監督・脚本
地上満歌(1997)脚本
シュリ(1999)監督・脚本
燃ゆる月(2000)プロデューサー
SSU(2002)エグゼクティブプロデューサー
ブラザーフッド(2004)監督・脚本
IRIS -アイリス-(2009)企画
マイウェイ 12,000キロの真実(2011)監督

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映画「フライトナイト/恐怖の夜」怖いというよりコメディ色強し

2012-01-22 00:09:08 | ミニシアター系映画
「フライトナイト/恐怖の夜」★★★☆
コリン・ファレル、アントン・イェルチン、
イモージェン・プーツ、クリストファー・ミンツ=プラッセ出演

クレイグ・ギレスピー監督、
106分、 2012年1月7日公開
2011,アメリカ,ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(原題:FRIGHT NIGHT )







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「ヴァンパイア映画は見逃したくないので
コリン・ファレルがどう演じてるのかも気になって劇場へ、
ディズニー印だけど作りはオーソドックスで
時に軽い感じさえした、
予算があまり取れなかったのか?
怖いというより笑えるシーンの多い作品となっていた」



ヴァンパイア映画は行きつくところまで行って
最近は進化系の映画が主流だ、
なかには日光さえ大丈夫なヴァンパイアまで登場して
そんな発想をどう映像化し
それをいかに面白く見せてくれるか
楽しみにしているが
今回はそういった「進化」は無く

心臓にクイを打ち込んだり、聖水に目を焼かれたりと
かつてのヴァンパイアの苦手なものはそのままに
面白いのはそんなヴァンパイアが
主人公の家の隣に越してきた!ってことだ。



見た目の怖さはもう一つだけど
やはりどこから登場するかドキドキしつつ
単純にホラー映画の展開を楽しんだ

コリン・ファレルはどんなヴァンパイアを目指そうとしたのか
そのあたりはもうひとつ明確に伝わらなかったが
彼も色んな役をやるなーと感心

以前はブラピに匹敵するほどの大スターだったが
最近は方向性が分からない、
そんな閉塞感が役に反映されちゃったのか、
それは深読みのしすぎか。


主人公は高校生のチャーリー(アントン・イェルチン)、
主役のオーラは全くないが
なんとも憎めない存在感で
ストーリーが進んでいくほど
実は彼の成長の物語でもあると感じた、

友情や側にいる人を大切にすること
そんなかけがえのないものを
こんなホラー映画でもさりげなく伝えるのは
これがディズニー製作の映画だからだろう。


主人公の彼女として登場するエイミー(イモージェン・プーツ)の
飾らない魅力に新しいヒロインを見た、

彼女はヴァンパイアの餌食になってしまうが、
特別な杭でヴァンパイアの心臓を貫けば
それまで被害に遭った人もちゃんと人間に戻れるという
何ともご都合主義な所も笑えて良い。


怖さマックス!で強烈に面白かった・・とは言えないが
たまにはこんな映画をみるのも良い、
見逃したくないとまでは言わないが
結構こういう作品が好きなので楽しめた。



★100点満点で75点



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コリン・ファレル作品
私が愛したギャングスター Ordinary Decent Criminal (2000)
タイガーランド Tigerland (2000)
アメリカン・アウトロー American Outlaws (2001)
ジャスティス Hart's War (2002)
マイノリティ・リポート Minority Report (2002)
フォーン・ブース Phone Booth (2003)
リクルート The Recruit (2003)
デアデビル Daredevil (2003)
ヴェロニカ・ゲリン Veronica Guerin (2003)
S.W.A.T. S.W.A.T. (2003)
ダブリン上等! Intermission (2003)
イノセント・ラブ A Home at the End of the World (2004)
アレキサンダー Alexander (2004)
ニュー・ワールド The New World (2005)
マイアミ・バイス Miami Vice (2006)
ウディ・アレンの夢と犯罪 Cassandra's Dream (2007)
プライド&グローリー Pride and Glory (2008)
ヒットマンズ・レクイエム In Bruges (2008)
Dr.パルナサスの鏡 The Imaginarium of Doctor Parnassus (2009)
クレイジー・ハート Crazy Heart (2009)
ザ・ウェイ・バック The Way Back (2010)
フライトナイト/恐怖の夜 Fright Night (2011)

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映画「ヒミズ」住田ガンバレ!住田ガンバレ!住田ガンバレ!

2012-01-19 07:26:11 | 邦画
「ヒミズ」★★★★
染谷将太、二階堂ふみ、窪塚洋介、
吹越満、でんでん、黒沢あすか出演

園子温監督、
129分、 2012年1月14日公開
日本,ギャガ
(原題:古谷実「ヒミズ」 )







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「昨年公開された2作品
『冷たい熱帯魚』『恋の罪』がどちらも
興味深い作品だったので今回も劇場へ、
今までと同様に「洗練」からは遠いが
その分感じるヒリヒリするような
画面から伝わる緊張感は良かったな」



セリフが恥ずかしく
居心地が悪くなる、

特に茶沢景子(二階堂ふみ)は頑張り過ぎで
こっちが疲れてしまう、
対照的に住田祐一(染谷将太)は脱力系で
その対比に慣れるまでは
主人公二人の振り幅が大きすぎて
これで大丈夫なのか?と感じながら見た。



「皆さんは一人ひとり特別です、
夢を持ちましょう」という教師に
「普通サイコー!」と拳を突き上げる住田祐一だけど
自分がどう思おうと周囲が
彼を普通に暮らすことを許さない。



映画の冒頭に大震災のがれきの映像が
何の解説もなく流れる

そしてその映像は映画の途中でも使われる
今の日本人にはこの映像に開設は不要だ
そして自分達は色んなことを考えるのだ。



だからこそ「普通に生きたい」という
あまりにささやかな願いが
実はどれだけ大切なことか
今、自分達は身を持って感じている。


普通の暮らしが何かによって壊されていく、
なんとか抵抗しようとしても
それを守ろうとするには
個人の力はあまりに無力だ。


かなり暴力的なシーンが多く
その表現する意味には
首をかしげる部分もあるが
ラストのささやかな「希望」が
全てを昇華させてくれる



タイトルの「ヒミズ」はモグラ科の哺乳類を指している。


★100点満点で80点



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園子温監督作品
『俺は園子温だ!』(1985年)ぴあフィルムフェスティバル入選
『男の花道』(1987年)ぴあフィルムフェスティバルグランプリ受賞
『自転車吐息』(1990年)ぴあフィルムフェスティバルスカラシップ作品、ベルリン映画祭正式招待作品
『部屋 THE ROOM』(1994年)サンダンス映画祭審査員特別賞受賞
『BAD FILM』(1995年)
『桂子ですけど』(1997年)
『男痕 -THE MAN-』(1998年)
『0cm4』(1999年)
『うつしみ』(1999年)
『性戯の達人 女体壺さぐり』(2000年)
『自殺サークル』(2001年)新宿武蔵野館における過去最高の観客動員数を記録
『ノーパンツ・ガールズ 大人になったら』(2004年)
『夢の中へ』(2005年)
『Strange Circus 奇妙なサーカス』(2005年)、第56回ベルリン国際映画祭フォーラム部門にて観客の人気投票によって選ばれる「ベルリン新聞・読者審査賞」 (The "Berliner Zeitung" Reader's Jury Award) を受賞
『紀子の食卓』(2006年)第40回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 特別表彰&国際シネマクラブ連盟ドンキホーテ賞
『気球クラブ、その後』(2006年)
『ハザード』(2006年)
『エクステ』(2007年)
『愛のむきだし』(2008年) ベルリン国際映画祭で、「国際批評家連盟賞」「カリガリ賞」を受賞
『ちゃんと伝える』(2009年)
『冷たい熱帯魚』(2011年)
『恋の罪』(2011年)
『ヒミズ』(2012年)
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