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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「アンダーワールド 覚醒」敵は最強、味方はわずか!

2012-03-31 09:49:26 | 大作映画ハリウッド系
「アンダーワールド 覚醒」★★★☆
ケイト・ベッキンセイル、スティーヴン・レイ、
マイケル・イーリー、テオ・ジェームズ、
インディア・アイズリー、チャールズ・ダンス出演

レン・ワイズマン監督、
88分、2012年2月24日公開
2011,アメリカ,SPE
(原題:Underworld 4 AWAKENING )





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まだまだ人気、
約2540万ドルの興収で全米首位デビュー
4週に渡ってトップ10入りを記録している。



「大好きなヴァンパイア映画、
近所ではアイマックスでしか上映が無かったので
2.200円も払って見た、
映画の視覚効果としてはバッチリ、
そして何より視界いっぱいに広がる大画面、
でもそこで繰り広げられるのは
血が飛び散り、肉がパックリ割れるような
殺しまくりのシーンの連続で
好きな映画だけれど、やり過ぎ感も・・・」



この映画はまずこれまでのシリーズを
ちゃんと見てないと
これだけ見ても何が起こってるか
正確に把握が出来ないので楽しめない

そんなふうに割り切った作りになっている。
こういうのって興行的には
ジリ貧になるだろうな。


自らもヴァンパイアでありながら
ヴァンパイアの長老を殺したことで
ヴァンパイア族と狼のライカン族の双方から
追われる立場になったセリーン(ケイト・ベッキンセール)の
孤独な戦いがまた始まった。



黒ののボンテージスーツをクールに着こなし
表情ひとつ変えずにやってくる敵を
ひたすら殺しまくる美しき戦士だ。


病的に白い顔
唇の端に血の筋が付いている
ヴァンパイアでありながら
同じ種族からも狙われる存在、
とにかくこのシリーズはどうにでも広がり
エンドレスになりそうだ、
1000年もの長きにわたる殺し合いの歴史だからね、
新しい強大な敵や
かけあわされた新しい種を登場させれば
まだまだいけそうだ。



今回はライカンが密かに人間社会に溶け込み
最大の逆襲を狙っていることが
徐々に判明し
主人公はそれを阻止しようと立ち向かう。


夜のシーンが多く
闘いの連続
時にスローなシーンが飛び散る鮮血さえ
美しく映し出す、
そうそうこういうシーンを見せてくれなくては。



立ちふさがる最強の敵も
わりと笑える「そんな死に方?」っていうぐらいの
あっけない終わり方で
メデタシ、メデタシ。


どこかにゴールがあるのだろうが
しばらくは同じ様なパターンでいくのだろう、
でも見てるこちら側としては
これまでの歴史を振り返ったり
それなりに成果の上がった部分や
これから目指すものを
なんらかの形で見せてくれないと
熱くなれない



でもしばらくはこの孤高の戦いは続くだろうな、
続く限り劇場で観たい。


★100点満点で75点



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ケイト・ベッキンセイル出演作品
アンダーワールド 覚醒(2012)
ホワイトアウト(2009)(2009)
モーテル(2007)
もしも昨日が選べたら(2006)
アンダーワールド:エボリューション(2006)
アビエイター(2004)
ヴァン・ヘルシング(2004)
アンダーワールド(2003)
しあわせの法則(2002)
セレンディピティ(2001)
パール・ハーバー(2001)
金色の嘘(2000)
ブロークダウン・パレス(1999)
シューティング・フィッシュ(1997)
月下の恋(1995)
から騒ぎ(1993)

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映画「SHAME-シェイム-」いくら主演映画でもこんな映画嫌だな

2012-03-27 23:12:00 | ミニシアター系映画
「SHAME-シェイム-」★★★☆
マイケル・ファスベンダー、キャリー・マリガン出演

ジョージ・ルーカス監督、
101分、2012年3月10日公開
2011,アメリカ,ギャガ
(原題:SHAME







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「予告を見たときから気になっていた作品、
やはり予告編って大事だ、
内容を大きく歪めて伝えてはいけないし、
ハイライトを見せすぎるのも問題、
何か有りそうと予感させてくれるようなのが
良い予告編といえるだろう。」



良い仕事に恵まれ
高級マンションに暮らし
他人とは深入りしない
まさに都会的な生活を送る主人公、
優雅に見せる表情に
何らかの焦りのようなものが見え隠れする。



そして徹底的な孤独


その孤独を人は何で埋めるのだろう、
ほとんどの場合は
側にいてくれる「誰か」を求めるが
本当にそれで満たされるのだろうか。

あれこれ手にして
話題のものを追い求めても
まだまだ全然満足できない、
そんな心の深淵



主人公はその闇に向かって
様々なものを投げ込むが
決して満たされることがないようだ。


それでも見せかけのバランスは
なんとか成り立ち
普通の生活を続けているが
そこに妹が登場し
その微妙なバランスが崩れていく。



妹の存在は主人公が自らにも認める
もうひとつの無垢な魂のようなもの
それは声を上げ
懇願し、自らを切りつける。


何かを深く考え込まないように
慎重に暮らしている現在
そうして用心してくらしていれば
深い闇を覗き込まないでいられるのに

人はその思い蓋をやはり
どうしても開けてしまうのものなのかもしれない。


なんかすごく面白いものの
片鱗にふれたような気がする、
次は同じ監督のもっとノー天気な
映画を見てみたい。



★100点満点で75点


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キャリー・マリガン出演作品
ドライヴ (2011) 出演 アイリーン
SHAME -シェイム- (2011) 出演 シシー
わたしを離さないで (2010) 出演 キャシー
ウォール・ストリート (2010) 出演 ウィニー・ゲッコー
マイ・ブラザー (2009) 出演 キャシー・ウィリス
17歳の肖像 (2009) 出演 ジェニー
パブリック・エネミーズ (2009) 出演  
ノーサンガー・アベイ (2007)<TVM> 出演  
ダニエル・ラドクリフの マイ・ボーイ・ジャック (2007)<TVM> 出演  
奥さまは首相 ~ミセス・プリチャードの挑戦~ (2006)<TV> 出演 エミリー・プリチャード
アガサ・クリスティー ミス・マープル2 シタフォードの謎 (2006)<TVM> 出演 ヴァイオレット
ブリーク・ハウス (2005)<TV> 出演  
プライドと偏見 (2005) 出演 キティ・ベネット

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書籍「道化師の蝶」小説ってなんだろう?って考える

2012-03-26 07:29:20 | 読書の時間
書籍「道化師の蝶」★★★
円城塔著 ,
講談社、2012/1/27
( 178ページ , 1,575円)





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第146回(平成23年度下半期) 芥川賞受賞 、
発売日より前にネットで予約し
すぐに読んだが、やっと感想を書いた。


「正体不明&行方不明の作家、友幸友幸。
作家を捜す富豪、エイブラムス氏。
氏のエージェントで友幸友幸の翻訳者「わたし」。
小説内をすりぬける架空の蝶、通称「道化師」。
東京-シアトル-モロッコ-サンフランシスコと、
世界各地で繰り広げられる“追いかけっこ”と
“物語”はやがて、
“小説と言語”の謎を浮かび上がらせてゆく――。」

(講談社の本の解説のHPより)


この本は講談社の解説を読んだだけだと
きっと買わなかった、
やはり芥川賞受賞作品がどんなものか
それが気になってネットで予約して
届いてすぐに読み始めた、
読んで行くうちに
今、読んでいる文章が
一体何を表しているのか
何を言いたいのか
そういうことを考えながら読むなら
全く意味をなさないことに気がついた。



この小説を読んでいる間じゅうずっと
「小説って何だろう?」ということと
「自分の読みたい『小説』ってどんなものだろう?」
そんなことを考えていた。



冒頭の語り手である「わたし」は
飛行機の中で隣に座った男と話し始める
彼は、「わたしの仕事はこうして着想を捕まえることだ」と言い
そのあたりから現実的じゃない物語が始まる、
人がボーッとしたとき
とりとめもなく非現実的なことを
あれこれ考えたものを
文章にしたらこうなりました、って感じ。


自分にとっての「大切な何か」の
ヒントになりそうなものが見つかったとして
それが形あるものならいいけれど

そうではなくて、たとえば
「今、この瞬間」なんていう
捉えどころのないものだとしたら
それを自分の感性の「捕捉網」で捕まえたとしても
その「今、この瞬間」ってものは
スルリと網から逃げ出してしまう。


その形のない、大切な「何か」を求めて
語り手や主人公がどんどん変わって
どこかでひとつのいびつなループになっている、
そんな小説だった、
ひどく不思議な体験だったけれど
自分は、いわゆる「何かが語られた」小説が好きなので
こういう小説は迷惑だ。



「終の住処」の磯崎 憲一郎のいくつかの作品を
読んだ時のような
「何だ?これ」って気分がつきまとう
だから「面白かったか」と聞かれたら
「面白くはない」と答える。

これも新しい小説の形のひとつなのか
でも50年も経ったら
読み継がれているかな、この本、
たぶんムリだろうな。


★100点満点で65点



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映画「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D 」名作のはじまりを再度大スクリーンで

2012-03-25 15:30:47 | 大作映画ハリウッド系
「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D 」★★★★☆
リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、
ナタリー・ポートマン、ジェイク・ロイド、
イアン・マクダーミド出演

ジョージ・ルーカス監督、
136分、2012年3月16日公開
2011,アメリカ,20世紀フォックス
(原題:STAR WARS EPISODE1 THE PHANTOM MENACE 3D )






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映画ファンでなくても
この映画のタイトルくらいは知ってるだろう
そんな名作が3Dで大スクリーンに蘇った!


「せっかくの機会なので
TOHOシネマズ 名古屋ベイシティのスクリーン4で鑑賞、
さすがに大画面で迫力がスゴイが
3Dの効果はもうひとつ、
やはり3D様に撮影されたものじゃないから
奥行きは充分に感じられたが
いかんせん飛び出てこなかったのが残念、
でもこの名作がまた大スクリーンで見れただけでも感謝」



後半の始めから始まって
20年あまりを経て、その前の世代を描くと言う
荒唐無稽な製作姿勢に驚いたが
監督の思い入れたっぷりの映像に酔いしれた。

そして「アバター」が3Dで大ヒットした後あたりから
スター・ウォーズが3D化しているらしいと聞き
早く見たいものだと思っていた、
今回の3Dで蘇るという話は大歓迎
前売券も買って待っていて
ようやく大画面で見た。



ストーリーは問題ない
改めてあれほどヨーダがアナキンを
ジェダイにするのに疑問を持って
反対していたんだと感じたし
アナキンの行動も子供っぽい無邪気さと
捉えていたが、
深読みすればそんなところにも
将来の「闇」が潜んでいたんだなぁと
感じたこともあった。


公開当時は前3作とは比べ物にならない
CGの技術で
圧倒的な映像の美しさ、斬新さに目を奪われたが
今、見返してみると
映像のいくつかのシーンは古臭く
チャッチイと感じる部分もあって
目が肥えて来たということか
技術を売り物にする映像って
残酷な面もあるなと実感。



肝心の3Dはメガメを外すと全体がにじんでいて
確かにその点での奥行きは感じられるが
目の前に手で触れられるような
飛びだし感は全くなく

それはもう先日見た「スパイダーマン」の新作の
ビヨーンっとこっちに飛び出してくる
あのインパクトには及ばない。

と、いうことで
今回の公開は名作を大画面で見ると言う
嬉しいことはあったが
3D部分ではもっと頑張ってもらいたいなぁというのが
素直な感想、

今後続けて公開されるというが
次はもっと飛び出して欲しいな、
それから長時間のメガネは疲れるので
そのへんもここいらで大幅な
技術革新も果たしてもらいたい。


★100点満点で90点★3D効果はもうひとつなので10点マイナス



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ジョージ・ルーカス監督作品
THX 1138 THX1138 (1970年) 監督・脚本
アメリカン・グラフィティ American Graffiti (1973) 監督・脚本
スター・ウォーズ Star Wars (1977年) 監督・脚本
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス Star Wars Episode I: The Phantom Menace (1999年) 監督・脚本・製作総指揮
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 Star Wars Episode II: Attack of the Clones (2002年) 監督・脚本・製作総指揮
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 Star Wars Episode III: Revenge of the sith (2005年) 監督・脚本・製作総指揮
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 Indiana Jones and the Kingdom of the 監督・脚本・製作総指揮

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映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム 」見どころギッシリのシリーズ最新作

2012-03-23 07:19:36 | 大作映画ハリウッド系
「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム 」★★★☆
ロバート・ダウニー・Jr.、ジュード・ロウ、
ノオミ・ラパス、ジャレッド・ハリス、
スティーヴン・フライ出演

ガイ・リッチー監督、
129分、2012年3月10日公開
2011,アメリカ,ワーナー・ブラザース
(原題:SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS )






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前作のおさらいはコチラ↓
映画「シャーロック・ホームズ」劇場へ行けば、奇想天外な世界へ連れて行ってくれる
2009年08月01日(土) 0時00分



「舞台が現代ではないことを
忘れてしまうようなスピード感、
気を抜くと置いていかれる感じは
新しい体験と言えなくもない、
今回は続編といえる作品、
いよいよ仇敵のモリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)と
決着をつけることが出来るのか、
その最大の敵の野望が見えて来た時
果たしてシャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr.)は
それをどんなふうに阻止するのか
ハリウッド大作を楽しんで見た」



大まかなストーリーを頭に描きながら見ないと
あまりに急スピードで展開するので
一体このシーンがどんな意味があるんだろう?
そんなシーンが随所に登場して
最初戸惑う、
でもまあハリウッド映画がそんな
雑な仕事するわけないんで
その不整合性も余裕で楽しみたいところ。



見ていて思うのは
天才的なホームズだけではこの映画は成り立たず
やはり助手のワトソン(ジュード・ロウ)の
存在に負うところが大きい

彼のなんとなく漂う理知的な雰囲気が
ハチャメチャなホームズの言動と
良いバランスを映画に与えている。


大きな陰謀を阻止すべく
急いで移動しなければならないという時に
全員で馬での移動をするわけだが
その時のホームズの様子は
バカバカしいけど視覚的にコテコテのギャグに
思わず笑ってしまう、
他のシーンでも時々そんな笑いの小ネタを挟みつつ
いよいよクライマックスへ。



感じたのは最難の事件であり
最強の敵と言われるモリアーティ教授に
重みが感じられなかったこと、

スケールの大きさに予算を取られすぎたのか
いかにも大きな壁というより
「オマエ誰だよ!」って感じで
そのあたりは惜しいところだ。


あのノオミ・ラパスが女装してて
こちらも違和感あり
最初からコスチュームでは見てるこちらも戸惑う、
彼女の良さは生かし切れてなかったが
こんな大作に抜擢されて
次には彼女が主役の映画も見られるだろう。


いくつか収穫があった映画だった、
いかにも娯楽大作でこれは大画面で見るべき、
まだまだ2年後くらいには
新しい謎に挑むホームズとワトソンが見られそうだ


★100点満点で75点



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ガイ・リッチー監督作品
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ Lock, Stock and Two Smoking Barrels (1998) 監督・脚本
スナッチ Snatch (2000) 監督・脚本
スウェプト・アウェイ Swept Away (2002) 監督・脚本
リボルバー Revolver (2005) 監督・脚本
ロックンローラ RocknRolla (2008) 監督・製作・脚本
シャーロック・ホームズ Sherlock Holmes (2009) 監督
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム Sherlock Holmes: A Game of Shadows (2011) 監督

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