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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「100歳の華麗なる冒険」華麗と言うより、憎めないドタバタ。

2014-11-30 07:09:01 | ミニシアター系映画
映画「100歳の華麗なる冒険」★★★★
ロバート・グスタフソン、イバル・ビクランデル、
ダビド・ビバーグ出演

フェリックス・ハーングレン 監督、
115分 2014年11月8日公開
2013,スウェーデン,ロングライド
(原題/原作:HUNDRAARINGEN SOM KLEV UT GENOM FONSTRET OCH FORSVANN)




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「スウェーデンのベストセラー小説
「窓から逃げた100歳老人」を映画化し、
ヨーロッパ各国で大ヒットを記録した
アドベンチャーコメディー。
100歳の誕生日に
老人ホームから逃走した男性が繰り広げる、
成り行きまかせの珍道中が展開する。」

シネマトゥディ HPより


スウェーデンの映画なんて
なかなか見る機会は無い、
<リンク:http://yaplog.jp/sora2001/archive/1263
>「ホルテンさんのはじめての冒険」(過去記事にジャンプ)
という、ノルウェー映画を
だいぶ前に見たが
日本からは、その距離も
映画を見ると言う文化的な関わりも
すごく遠い北欧発の映画。

イメージはとにかく寒い!

だけどこの映画は
短い夏が舞台なんだろう
とても気持ちの良い天候で
そこが北欧である事は
全く感じられない。

100歳のジイさんが
老人ホームから脱出した、
あとは巻き込まれるように
次々と色んな事が起こるが
彼は動じない、
次第に彼の生い立ちから
これまでが描かれると
爆弾の専門家だったことや
各国の要人たちと渡り合い
まさに歴史の生き証人のような
ジイさんということが分かるのだ。

出来過ぎだろ!
と思うけれど
それで映画のスピードが落ちるわけでもなく
こちらはもう全部受け入れて
新しい展開を見守ってる。



誰がこういう映画を見つけれ来るのか
きっと楽しい仕事だろうな、

本国で大ヒットということだから
そのあたりから持ち込まれたのだろう、
別にヒーローの映画じゃない、
でも人生の最後に
こんな大冒険が待っていると思ったら
それだけで
ただただ、楽しいじゃないか。



いつか行けるかな、
スエーデン、デンマーク、ノルゥエー
行かないだろうな、
だからこそ、こんな小さな作品が
すごく愛おしい。



最近は映画を見る時間が減っている、
生活のサイクルが大きく変わったので
映画館が遠い
でも時間を作って劇場に座り
映画の始まるのを待つのは
とても気分がいいのもだ、
そかもこんな素敵な映画が
スクリーンに映し出されるんだからね。


★100点満点で80点

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今年はネパール旅行!④初めての食事

2014-11-25 19:09:52 | 2014 ネパール旅行
今年はネパール旅行!④初めての食事
2014/10/12-17
カトマンズ ー ボダナート

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パシュパティナート観光後、
食事をしましょうということで
ガイドさんの後に付いて歩き始め、
「色んなものが食べられます」と言うので
ツーリスト向けの、バイキング形式の
レストランだろうと予想し、
そういう場所は
色々選べるので、当たり外れはないけど
「ローカルレストランに行きたい」と言い
連れて行ってもらった。





自分だけならたぶん、入らなそうな
間口の狭い、小さな店。



奥にテーブルが4つだけ、
薄暗い店内、
ガイドさんがすぐに注文してくれて
ネパール名物モモ登場。
ここはモモの専門店、
他の料理もあるが、
黙って座れば、モモが出てくるって感じ。
これで80円くらい。
この他、焼きそばも注文した。



蒸し餃子をちょっとつぶして
となりのスープをかけて食べる、
美味い。



このあと、毎日モモを食べたが
この店が一番美味かった。

名前も分からないし
ガイドさんに連れて行ってもらったので
自力では二度といけないだろうな。


店内では家族経営なんだろう、
小学校低学年って感じの男の子も
一所懸命モモの皮を作っていた、
見られてるのを感じたのか
手が滑って地面に落ちたのを
サッと拾って
他の皮に混ぜたのも、御愛嬌。
ガンバレ!



彼の写真を撮りたかったけど
プライベートな日常を
強引に割って入るみたいで
カメラはカバンに入れたまま。


ということで
お腹も満たしたところで
次のボダナートへ向かいます。


soramove
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映画「マダム・マロリーと魔法のスパイス」新しいものを受け入れる、それはとても難しい

2014-11-24 19:09:56 | ミニシアター系映画
映画「マダム・マロリーと魔法のスパイス」★★★★★
ヘレン・ミレン、オム・プリ、マニシュ・ダヤル、
シャルロット・ルボン、ミシェル・ブラン出演

ラッセ・ハルストレム 監督、
122分 2014年11月1日公開
2014,アメリカ,ディズニー
(原題/原作:THE HUNDRED-FOOT JOURNEY)



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「ある日、南フランスでマダム・マロリーが経営する
ミシュラン1つ星フレンチ・レストランの真向いに、
インド・レストランが開業した。
究極の味と穏やかな雰囲気を重んじるフレンチに対して、
賑やかな音楽とともにスパイスたっぷりの
料理を提供するインド・レストラン。
道を隔てた相容れない2つのレストランの間で、
ありえない“戦い”が繰り広げられる。
そしてこの“戦い”が、やがてマダム・マロリーと
2つのレストランに拘わる人々の心に、
変化をもたらして行くのだった。」

cinemacafe HPより


ミシュラン1つ星フレンチレストランを守る
女主人マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)
作り笑顔としかめっ面で
道路を挟んだ向かいに越してきた
インド料理店を営む一家の
何もかもが気にいらない。


インド料理店の開店の日には
彼らのメニューから必要な食材を
マーケットで買い占めるという
意地悪ぶり、
格式の高いレストランなのだから
ドーンと構えていればいいものを
そんな小憎らしい演技は
ヘレン・ミレンの真骨頂。



ただしインド料理店の方も
黙ってやられてるだけじゃなく
小競り合いの様なバトルが
繰り広げられるわけだけど、
この映画の見どころは
インド料理店の次男ハッサンが
フランス料理に目覚め
才能を開花していく様子にある。



とにかく、美味しそうな料理が出て来るし
フランスの田舎の風景も
この映画の味付けのひとつ、
美味しいものって
同じ料理でも
誰と何処で、どんなふうにと言うような
味わったその状況で
印象は随分と変わるものだ。


先日のネパール旅行でも
ガイドさんに連れて行ってもらった
地元の人の行く
小さな食堂で食べた、
モモというネパール料理は
観光客向けのレストランのそれより
ずっと美味しく感じた。
値段も10分の1くらいだったしね。


何かを守ると言う事は大切だ
でも、新しいものを
受け入れるってことも
その人の度量を示し
何より豊かな生き方にプラスになる、

ただ人間はなかなか
新しいものを受け入れ無くなり
これまでに固執するもの。


一歩踏み出す
新しい出会いを受け入れる
言うのは簡単だが
それは難しいことも分かっている。



この映画の終わり方も
予想がついたが良かったな、
下世話な人間くさい部分を描きながら
とても上質で楽しい映画
大満足で劇場を後にした。


DVDになったら、また見たい。

★100点満点で100点

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映画「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」ジェット・リー出番少なすぎ!

2014-11-22 19:09:56 | 大作映画ハリウッド系
映画「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」★★★★
シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、
アントニオ・バンデラス、ジェット・リー、
ウェズリー・スナイプス出演

パトリック・ヒューズ 監督、
126分 2014年11月1日公開
2014,アメリカ,ポニーキャニオン、松竹
(原題/原作:THE EXPENDABLES 3)



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「最強の傭兵軍団“エクスペンダブルズ”を
率いるバーニー(シルベスター・スタローン)に下された
CIA作戦担当ドラマー(ハリソン・フォード)のミッション。
それはかつて共にエクスペンダブルズを
結成した仲間であり、
現在は悪に染まった悪に染まった
組織の大物ストーンバンクス(メル・ギブソン)の捕
獲作戦だった…。」

ぴあ映画生活 HPより


ストーリーはどーでも良い、
ただただこの顔ぶれを楽しむ映画、

しっかし大画面にシワシワの顔を
大写しで晒すのもスターの宿命、
かなり消耗度の高い男たちが
肉弾戦に銃撃戦、列車暴走、
ビル崩壊と今回も迫力の見せ場が
満載の映画を作り上げてくれた。



今回我らがジェット・リーの出番が
極端に少なくて残念、
それ以外はこの何でもアリの
映画の無法地帯状態を
ただただ楽しんだ。

一体、この映画のオファーが来たら
彼らは喜ぶのか
それとも落ち目と自覚するのか
そのあたりは分からんが
ハリソン・フォードにメル・ギブソンまで
引っ張り出したのは凄い!
何を演じているということより
とにかく引っ張り出したことに
感慨を覚えつつ

「老けたなぁ」と、そんな素直な感想。


ハリソン・フォドは「スター・ウォーズ」の
撮影で負傷したと記事に出てたが
どんな新作が見られるかも楽しみだ。




一応このメンツなら世界で公開され、
それなりに成功を収めているので
今回も設定やセットの規模は大掛かりだ、
だからこそ派手な爆破や
銃撃戦、戦車やヘリを壊して
こちらも出てるスターに見合った感じ。


作品の出来って
初めから期待してないからね、
それにしては、手に汗握るってトコは
無かったが
結構笑わせてくれたので満足。



このシリーズ、「10」くらい続いて欲しい、
老舗的な風格も現れるかもしれないからね、
何て言ってるか聞き取れない
スタローンのセリフ、
メル・ギブソンの悪役ぶり
何処をとってもハリウッド映画好きな
自分にとっては嬉しい。

これって正月映画にすれば良かったのに。


★100点満点で80点

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映画「蜩ノ記」本当の事は胸に秘めたまま

2014-11-21 16:29:19 | 邦画
映画「蜩ノ記」★★★☆
役所広司、岡田准一、
堀北真希、原田美枝子出演

小泉堯史 監督、
121分 2014年10月4日公開
2014,日本,東宝
(原題/原作:葉室麟/ 蜩ノ記 )



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「直木賞を受賞し、時代小説としては
破格の50万部を突破する
ベストセラーとなった葉室麟の
原作に基づく時代劇。1
0年後の切腹を命じられ、
幽閉中の武士の秘密を解き明かしながら、
人と人の強い結びつきを温かく浮かび上がらせる。」

ぴあ映画生活 HPより


原作はかなり面白く読んだ記憶がある、
主人公を役所広司と岡田准一が
演じると予告で知って
かなり期待していた作品。


あと3年で切腹を命じられた男、
戸田秋谷(役所広司)は田舎に幽閉され
前藩主から、藩の歴史である
「家譜」の完成を命じられていた。

そこに城内で刃傷沙汰を
起こしてしまった檀野庄三郎(岡田准一)が、
「3年後の切腹まで監視せよ」と
送り込まれてくる。

城下と違い
畑や田んぼ、清流に囲まれ
日々の業務を淡々と行う秋谷と
こんな、ひとかどの人物が
藩主の側室と不義密通の罪を犯したのかと
檀野は自ら本当は何があったのか
調べ始める。

派手な立ち回りは無い、
人々の生活をたんねんに描いて
季節の移ろいを
色づく風景で見せてくれる。



調べるうちに核心に迫っていく、
藩が取りつぶしになるほどの事件を
ひとりで背負って、その命を
投げ出そうとしていることが
明らかになっていくが
前藩主との約束を守り
真実を胸に秘めたまま
あるがままに生きる姿は
何か大切なものを教えてくれる。



現在に置き換えるとか
ここで描かれたことが
自分をダイレクトに変えるとか
そんなことは無いけれど
自分というものを捨ててまで
守るものが確かにあり
それを声高にひけらすのでもなく
そんな苦しい生き方が
胸に響く事は確かだ



誰かの為に
自分は何ができるのか。


ことさら何かを押し付けるような映画じゃないが
描かれる景色や人々の様子
何もかもが
今はもう、すぐそばには無く
スクリーンの中でしか
会えないのかもなと思うと
それは少し淋しいことだ


しみじみ良い映画だった。

★100点満点で75点

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