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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

税務検定の締め切りは10月1日

2012-09-30 09:18:24 | soramove
税務検定の締め切りは10月1日

全国経理学校教会の税務検定の
申し込みの締め切りが近付いています。


全国経理学校教会HP


法人税の主な改正点は
①税率の変更
②寄付金の損金不算入の計算の変更
です。



①税率の変更
資本金1億円以下の中小法人
年800万円以下 18% → 15%
年800万円超  30% → 25.5%


②寄付金の損金不算入の計算の変更
a:一般の損金算入限度額
 
1/2を1/4に変えて計算



b:特別損金算入限度額(特定公益法人への寄付がある場合)

資本金等の金額に乗じるのは 2.5/1.000 → 3.75/1.000
所得基準の金額に乗じるのは 5/1.000 →  6.25/1.000


以上の2点が大きな変更点です。
過去問題も発売していますので
受験を考えている人は購入して充分練習をして下さい。


検定日は10月28日(日)です。

多くの人が合格に向けて頑張っていますよ。


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映画「天地明察」ご明察!その言葉が胸に刺さる

2012-09-28 06:59:58 | 邦画
「天地明察」★★★★
岡田准一、宮崎あおい、佐藤隆太、市川亀治郎、
笹野高史、岸部一徳、渡辺大、白井晃、横山裕、
市川染五郎、中井貴一、松本幸四郎出演

滝田洋二郎監督、
141分、2012年9月15日(公開)
2011,日本,角川映画、松竹
(原題/原作:天地明察 )





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初登場4位、2週目で3位という興行成績


「原作が好きな作品だったので
出来が心配だったが
劇場で見て感動した、
主演の岡田准一は主人公にしては
線が細いんじゃないかと危惧していたが
これもなかなか映画としての
新しい主人公の姿を見せてくれていたし
映画の描くエピソードの多くも
視覚的な世界を充分に表現していた」



囲碁の御三家に生まれた安井算哲は、
将軍の前で碁を打つような身分でありながら
子供時代から星を眺めることを愛し、
算術の世界に惹かれながらも
水戸藩主より命ぜられて
日本全国で北極点観測の旅に出ると
旅から戻った彼は新しい暦の作成を使命とした。


先日話題となった日蝕、
ああいったことが何時起こるのか
それを計算から導き出せるなんて
現代に生きる自分でも思いもよらないが
それを自らの天命と考えた男が主人公。


大変長い周期で起こる天体の変化を
地道な測量と天体観測で
中国から伝わった古い暦から
日本独自の暦の創設へと
とてつもない情熱を注いだ真実の物語は
時に胸にぐっとくるものがあった



自分の人生は自分で決めたいと思っていても
外部的な要因も大きい事は分かっている
それでも興味のあることに
関わっていたいとも思う



主人公は空を見上げては星を眺め
碁をうつ家系に生まれながらも
算術に夢中で
そんな彼は次第に自分の人生をかけた
仕事に挑むわけだけど
地道に努力をしていれば
そこに道はおのずと現れ
支えてくれる誰かが見ていてくれるということか。



彼には大きな仕事が与えられたが
その大事業に彼自身ものめり込んでいく、
どれだけ困難で時間を費やそうと
その表情はまさに無我夢中
とても羨ましいと
訳のわからない気持ちに胸が熱くなる
そんな瞬間を自分も果たして体験しただろうか


普段何気なく使っているカレンダー
これもかつて大変な情熱が形となっている
そう思って周りを見回せば
何気なく接しているものの多くが
かつて色んな人の情熱でできている、
何だか身が引き締まる



映画としての出来も良かったので
多くの人に見てもらいたいものだ

★100点満点で85点


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書籍「天地明察」答えなんか遥か遠くに輝くばかり

2012-09-27 09:50:11 | インポート
書籍「天地明察」★★★★面白い!
冲方 丁著、
角川書店、2009/12/1 初版
(475ページ 、1,890円)





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映画化されると聞いて小説が気にいっていたので
出来上がりが心配だった、
2010年05月18日(火) に書いた原作本の感想を再掲載する



2010年本屋大賞受賞作品、
時代物は苦手だが評判がいいのでネットで注文した。
地下鉄で読んでいた海外ミステリーを読み終え
この本を読む準備万端整え本と向き合う、
最初のページをめくる喜び。

「渋川春海の青春の物語、
彼が20年あまりの時間をかけて取り組んだのは
日本独自の暦を作り上げること。
主人公のキャラクターが飄々として
好人物なのでその勢いのまま
475ページも長くは感じなかった」



時代物はその主人公達の話し言葉が
当然ながら現代と違い「堅い」感じで
常に敬遠していたが
本屋大賞受賞し、しかもこの作者の本を
読んだことが無かったので期待を込めて購入し、
すぐに読み始めた。


碁打ちの名門に生まれながら
その職務に心からの生き甲斐を見出せない主人公が
最初に出会ったのは和算、
数理の中に宇宙を見つけたように
時間を忘れて打ち込む姿は
誰しもある時期、何かに夢中になったことがあるなら
同じ熱いものをそこに感じるだろう、

主人公の心の動きひとつひとつが生き生きと
こちら、読み手に伝わる。


そして彼が周囲から望まれて
一生を捧げることになるのは
日本独自の暦を作り上げることだった、
20代から40代の20数年を費やし
主人公はその大事業を成し遂げるが
おごらず、謙虚である続ける所に
全く嫌味が無く、素直に彼の成功を喜べる。



自分の大切な時間を費やすなら
もちろん華々しい成功があればそれがいい、
でも普通はそんな脚光なんて浴びることなく
それぞれがそれぞれの満足をどこかに見出すのだろう。

それは決して残念なことではないれど、
あったかもしれない、誰かに認められるということを
一瞬、主人公の成功に重ねてみる。


そして都会のあまり星の多くない空を見上げる、
同じものを見ても
感じ方やそこから何を考えるかは
まさに人それぞれだと痛感する、

そしてこの全く誰かを照らすほどには輝やかない
自分自身を省みてあれこれ考えてしまう、
でもそれはとても清々しい気分だ、
多くは望まない
でもきっと何か出来るだろうとそんな勇気をもらえる作品。


なにより作家の文章力が
ぐいぐいとラストまで引っ張る力は
たいしたものだ、
自分なんかまっすぐでもないので
どこかにケチでもつけてやろうなんて
読み始めてラストまで何度か泣かされた。


面白かった。


★100点満点で85点


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映画「神弓 -KAMIYUMI-」熱すぎる韓国の映画熱

2012-09-25 07:01:31 | 韓国映画・アジア映画
韓国映画「神弓 -KAMIYUMI-」★★★☆
パク・ヘイル、ムン・チェウォンリュ・スンリョン、
キム・ムヨル、パク・ギウン、大谷亮平出演

キム・ハンミン監督、
122分、2012年8月25(公開)
2011,韓国,ショウゲート
(原題/原作:最終兵器 弓 )





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「伝説の弓を父親から受け継ぎ
凄腕の弓士と成長した主人公は
大切な妹を婚礼の当日さらわれてしまい
取り戻すべく多勢の敵に
僅かな味方とともに立ち向かっていく」



韓国映画の熱い心意気が詰まった傑作、
わざとらしい演出や
ご都合主義的なシーンも多々見られるが
それでこちらの気持ちが醒めてしまうことは無い

主人公と共に戦場を失踪し
追いつ追われつしながら
味方を段々と失い
そしてラストの決戦へとなだれ込む。

ストーリーが単純なのが良い
多くを描こうとして散漫になったり
奇抜なラストに結び付けようと
妙な小細工が多い韓国映画だけど
この作品はさらわれた妹を助けるという
シンプルなストーリーに絞って
あとは戦って戦って戦い抜くだけ
だからこそ「神弓」といわれる
ほぼ百発百中の的中率の弓の弾道が
信じられるようになるからだ。



でも弓っっていうのは
少し遠くの敵にはとても有効だけれど
接近戦になると分が悪い、
そうなるとそのあたりは力任せな闘いになって
御愛嬌か。

草原を疾走したり
山間部を走り抜けたりと
視覚的な工夫がとても巧みで
予算の少ない分を様々な角度や
敵味方の効果的な写し方で
自分もその場所で闘いの真っただ中に
放り込まれたような臨場感を味わった。


だから自然と体に力が入っていたのだろう
映画が終わると疲れたような
奇妙な感覚を味わった
自分は椅子に座っていただけなににね。

終わってしまえば何も残らないような
アクション映画だけれど
おかしな哲学とかを押し付けず
ただただエンタメに徹した作品で
とても面白かった。



★100点満点で75点


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映画「バイオハザードV:リトリビューション」ストーリーは無い、派手なバトルを見るだけ

2012-09-21 07:09:32 | 大作映画ハリウッド系
「バイオハザードV:リトリビューション」★★★☆
ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、
シエンナ・ギロリー、ケヴィン・デュランド出演

ポール・W・S・アンダーソン監督、
96分、2012年9月14日(公開)
2012,アメリカ,SPE
(原題/原作:RESIDENT EVIL: RETRIBUTION)





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「前作しっかり劇場で見てるけど
もう何が何だか分からない展開、
でもまあ、映画の内容より
ゾンビと人間の戦いがそこにあれば
それで満足なので
今回も楽しみに劇場へ」



世界中にT-ウィルスが蔓延して
アンデッドに席巻されてしまった中
オリジナル・アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は
僅かな味方とともに
最終決戦に望む、
この壮大な闘いの果てに何があるのか・・・
そんな深淵なテーマを予感させつつ
この内容の無い闘いは
まだ次に続くようだ。



今回はIMAXの3Dで見た、
何度も書いているがこの劇場は
割引なしの2.200円とお高いので
ハリウッドのアクション大作ならいいけど
ショボイ映画だと損失感がスゴイ
だから内容的には
この映画は2.200円も出したくないけど
まあせっかくなので。


アクションゲームのCG映画を
見てるような錯覚に陥る
この映画は好きな人しか
満足出来ないだろうな

で、自分はどうだったかというと
結構楽しめて満足してエンディングまで
結局どんな困難に陥ろうと
アリスは死ぬはずは無く
この後どうなるんだろう?という
前向きな想像も途中で放棄した。


結局設定を変えれば
ネバーデンディングに続けられるし

それで良いのかって気もするが
製作側も全米の成績を参考にしながら
どこかで落とし所をみつけるのだろう、
それはまではしばらくお付き合いする予定


バイオハザードのゾンビといえば
従来のドタドタ歩くゾンビじゃなく
物凄い早さで走ってくるわけで
それだけでも十分怖いのに
出没も様々なところから突然現れるから
分かっていても見ていて
結局驚いてしまうというパターンは続いている。



今回は3D効果はそれらしいシーンでは
上から下へ
横から前面へ
細かい破片は空中を浮遊して
効果は結構感じられた
でもまだまだ進化の途中だろうか、
限界も感じる。


ゾンビの出る映画が好きなので
充分に楽しめるが
そろそろ出尽くし感たっぷりで
どこかで落とし所を見つけるべき

何がこんなに惹きつけるんだろう?
ふと考えるが
その答えはまだ分からない


★100点満点で75点


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