soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

元気になれるメール

2005-09-30 01:09:03 | soramove
「就職が決まりました」と
メールが届いた。

私は専門学校で教壇に立っていて
彼は3ヶ月コースの受講生だ。

さっそく事業主から
今後、3ヶ月、半年、1年
そして3年先を見据えた
仕事の計画を立てるように言われたそうだ。
写真はイメージ(ネパールにて)意欲と希望に満ちた
力強い文章は
見ているこちらも元気にさせてくれる。

彼の3年後までの計画には
国家試験を含む
いくつかの検定試験の合格も
必須と記されていた。

わずかな間だけど、
そのきっかけを作る現場にいて
彼はさらにその少し上の資格を目指して
スタートを切ってくれた。

仕事をしながらの受験なので
厳しいことは覚悟の上だと思う。

誰もが
「自分は一体何が出来るのか」
「自分に合う仕事はなんだろう」
「よりよい生き方って?」
様々なことを日々考えて暮らしている。

そんな中で
とりあえずの目標として資格試験取得という
少々厄介なテーマを選んだ彼を
心から応援したいと思う。

話は変わるが
ラストに希望の持てる映画が好きだ。
日々勝ち続けるということはあり得ない。
だからこそ時々の小さな勝利を喜びたい。

他者から見たらたいしたことないと思えることも
当事者しか分からない
苦しい過程があるのだから。

でもきっと明るい希望の持てるラストは
力を尽くした人にしか訪れない。
そしてそのラストは、いつもいつも
必ず次に続いていくのだ。

3年後、いやもっと先でも構わない
嬉しいメールが届きますように!

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嗚呼村上春樹的青空世界「東京奇譚集」

2005-09-27 22:10:30 | 読書の時間
「東京奇譚集」★★★★
村上春樹著

新聞の広告欄で発売を知る
帰りにはカバーをかけた本を持って地下鉄へ。
開けて早く読みたいところだが
誰にも邪魔されない空間で
じっくりと読みたくて
手の中のプレゼントの中身を知りたいような
一気に読むのはもったいないような
そんな気分でアパートへ急ぐ。

そして2時間もかからずに
読み終えて、新しくコーヒーを入れて
ページの所々を開けては
斜め読み。

どこを開けても村上ワールド
文章の揺れはあっても
感じるのはどこも春樹さんだ。

こういうのって、安心であり
なんかちょっと物足りない。
そして気がつく強烈な心の揺さぶりって
感じられなかったな。

慣れてしまったのか。
奇妙な世界にも、隣に感じるような親密さを
読み取り始めたら
そこに居心地の悪さや、訳の分からないものは
見つけられず、
ありえない設定も飲み込んでしまう。

春樹さん、もっと遠くへ行ってくれないと
そのうちオレ追いつきそうだよ。
そんな気がした。

もちろん春樹的青空はすっきりした空に
ぼんやりとした雲がポツ、ポツと浮かんでいる。

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「ファンタスティックフォー」マンガタッチの娯楽柵

2005-09-26 23:30:52 | 大作映画ハリウッド系
「ファンタスティックフォー」★★★
ヨアン・グリフィズ、マイケル・チクリス、ジェシカ・アルバ主演

悪いのもは悪く、
善いものは良い。
マンガタッチではっきりとした
分かりやすい構図。

演技がどうとかストーリーとか
そんなことよりも、
バランスの取れたクアラクターが
ありえない能力を戸惑いながら
発揮する様は痛快で文句無く楽しい。

ラストは次回へ続くという感じで
連続のドラマを見ているようだ。

ただ、ラストは閃光と炎に包まれた画面の連続で
満腹気味。
子供ならかなり画面から離れないと
この映画は見れそうにないくらい。

分かりやすく、痛快で娯楽に徹した本作。
でも観客はもうちょっと頭良いんだぞと言いたい。

時間つぶしにはいいけれど、たまにオモシロそうな
映画を見に行くぞ!と気合が入っているなら
他の映画が良さそう。

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さらば万博・ラストは「日立」

2005-09-25 22:06:18 | 愛・地球博レポート
2200万人を記録した
名古屋万博が終了した。

私のラストは22日
「長久手愛知県館」初入場
ライブ感覚での環境への配慮の
訴えは心に迫る。

その後、気に入りの
「モロッコ館」へ行くが
かなりの列で諦める。5度行ったが
アラビアンナイトの世界、
きらびやかな色にめまいがしそう。

何故だか、そこでコーヒーを飲むと
なんだか全く別世界にいることが
落ち着いた。
もうあの場所はなくなってしまうが
いつか現地に行ってみたい。

そして「日立」へ。8回目。
実はHPからアザラシをダウンロードして
20日間育てていて、25日には消えてしまうので
では、日立に会いに行こうと
「タイマイが手から離れたら、アザラシが見えますからね」と。
アテンダントさんに言われていざ。

そして20日間育てたアラシ君が登場
クルリと回転し、こちらを何度も見ながら
彼は海に消えていった。
声を出している自分に気がついたが
恥ずかしくない。

18回通った私の万博が終わった。
海外へは50回くらい延べで行っているが
まだまだ知らない国は多い。

アフリカ共同館で買い込んだ
コーヒー豆がなくなる頃、
また何処かへ行きたくなるだろうな。


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「SHINOBI・忍」暗くて見えないぞ

2005-09-24 09:25:46 | 邦画
「SHINOBI・忍」★★★
オダギリジョー、仲間由記恵主演

こんなに主役の二人の顔が
鮮明に見えなかったなと
二人の大写しのポスターを見ながら
地下鉄のゲートを抜けた。

CGの出来を誤魔化すためなのか
常に画面は夜明けか、
夜のように暗く
すごく見づらい。

何を思ってこんな画面をよしとしたのか
理解できない。
主演の二人は大画面でも充分美しいハズ。

400年間敵対し、殺し合ってきた
2つの忍びの部族の跡取り同士が
運命的に出会うが、
許されない恋の行方は
古典の昔から同様悲劇を迎える。

たくさんの特異な
キャラクターを楽しめたら
それなりに2時間は退屈しない。

しかし絶好調の二人を主役にしても、
心に訴えかけず、上滑りなセリフや
2人の行動は
アクションに重点を置くでもなく
哀しい定めを強調したいのか絞りきれず
それが見ているこちらも
映画に全然入り込めなくしている。

山里の自然やその様子を俯瞰するシーンなど
はっとする美しいシーンもあり、
良い映画を作ろうという情熱は伝わるが
ちぐはぐな感じが否めず残念。

でもこういう試みは悪くないので
もっと量産してもらいたい。
そのうち心に引っかかる映画にも
出会えそうだ。

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★韓国映画は玉石混交★
最近どんどん公開される韓国映画は
シネコンの8スクリーンだとすると
半分は韓国映画が上映されている。

日本では2作品がやっとで、1本はアニメという具合。
とにかくたくさんの作品が作られていて
良いのも、それ程でないのも新作が公開されている。

客はTVドラマを見るくらいのノリで
700円くらいで映画を気楽に見ている。
このあたりが日本と状況が違う。
邦画も「渾身の1本」なんて思わないで
勢いでどんどん作ってもらいたい。