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読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「アバター」断トツ! 2010年上半期映画興収ベスト10(1月~6月集計)

2010-08-29 18:20:23 | インポート
2010年上半期映画興収ベスト10(1月~6月集計)



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今年上半期の映画ランキングが先日発表された、
鮮明に記憶に残っているものもあれば、
この作品って今年だったけ?と
すでに記憶の向こうに押しやられているものも、
ヒットした映画だけが良い映画とは限らない、
けれどそこから何か見えてくるかも。

やはり首位は「アバター」でした、
3D公開だったので収入も通常版より良いのも特徴。



①「アバター」155億円
②「アリス・イン・ワンダーランド」118億円
③「カールじいさんの空飛ぶ家」50億円
④「ONE PIECE FILM Strong World」48億円
⑤「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」41億円
⑥「2012」38億円
⑦「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」37億円
⑧「告白」36億円
⑨「名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)」31.9億円
⑩「オーシャンズ」24.3億円

「アリス」がこんなにヒットするとは思わなかった、
独特の映像ながら、ちゃんと多くの人に受け入れられる、
そんな作品に仕上がっていた。

「のだめ」は期待が大きすぎて、出来はもう一つだった、
成績もどちらも50億に届かなかったが
合わせ技で78億となればこれは立派。

そして上半期の注目は「告白」
見た人の口コミ効果も大きかったんじゃないかな、
大作にはない親密でそして清冽な驚きがあった。


洋画、邦画のランキングは以下の通り


2010年上半期海外映画興収ベスト10

①「アバター」155億円
②「アリス・イン・ワンダーランド」118億円
③「カールじいさんの空飛ぶ家」50億円
④「2012」38億円
⑤「オーシャンズ」24.3億円
⑥「シャーロック・ホームズ」21.5億円
⑦「シャッター アイランド」16.6億円
⑧「セックス・アンド・ザ・シティ2」16億円
⑨「タイタンの戦い」15.7億円
⑩「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」14.2億円

この10本は全部見ている。
やはりハリウッド大作は強い。

2010年上半期日本映画興収ベスト10

①「ONE PIECE FILM Strong World」48億円
②「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」41億円
③「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」37億円
④「告白」36億円
⑤「名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)」31.9億円
⑥「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」31.6億円
⑦「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」23億円
⑧「おとうと」20億円
⑨「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」18.5億円
⑩「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」15億円

邦画は10本中6本も見ていない、

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①「ONE PIECE FILM Strong World」って
マンガ本としてもよく売れているが、
内容は全く知らない、
でもちょっと気になってもいる。

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映画「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」B級の吹っ切れた豪快な傑作

2010-08-28 00:22:43 | 大作映画ハリウッド系
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」★★★☆
リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー、クイントン“ランペイジ”ジャクソン、シャルト・コプリー、ジェシカ・ビール出演
ジョー・カーナハン 監督、118分 、2010年8月20日公開、2010,アメリカ,FOX
(原題:THE A-TEAM)




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「TVシリーズは見たことはないが、
予告がバカバカしくて面白そうだったので劇場へ、
特殊部隊のメンバーで結成されたAチームの面々が、
何者かの策略により無実の罪で逮捕された。
しかし、まんまと刑務所からの脱獄に成功し
リーダーのハンニバルは、
無実を証明するため行動を開始する。」



映画は冒頭から展開が速い速い、
まるで次回のTVの予告ダイジェストを見てるように、
普通の映画が順序を踏んで伝えることを
さささっと、さささーっと、

それでもAチームの面々が個性豊かなので、
誰が誰とこんがらがることなく、
ホント良く出来てるよ。


完全に実写じゃない映像がこれまたスゴくて
劇画タッチというか
ありえないアクション満載、
ここまで作り込んでくれると
この映像ってどこまでが実写で
どこらへんがCGなんだろう?などと
考えなくても良い、
ほぼ作り物って言っておこう。

この明快さが逆に心地良いのだ。

紅一点のジェシカ・ビールの
知的でスゴイ美人っていうのも
こんだけ暑苦しい男だらけの中では
光り輝いていてよろしい。
リーアム・ニーソンも髪を短くして
このメンバーの中でも存在感を示していて
さすが役者さん。

この路線で「2」も良いと思う、
でもアクションを考えるのは大変だろう、
およそムリなアクションの連続だったからね、
でもこの面白いものを作ろうという
製作者たちの情熱が一番嬉しかったりする。


全米では「ベスト・キッド2000」と同時公開され、
5週連続でベストテン入り、約8.000万ドルを稼いだ。


★100点満点で80点

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マードック(シャールト・コプリー)は「第9地区」で逃げ回っていた軟弱白人っていうのも
驚きだ。

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書籍「デパートへ行こう」今どきデパートって言われてもねぇ

2010-08-27 00:09:48 | 読書の時間
書籍「デパートへ行こう」★★★
真保祐一 著、講談社
(1,680円、378ページ )



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「買ってから半年以上経って
やっと読み終えた本、
この本も以前「週間ブックレビュー」で紹介されていて
買ってそのまま積んでいた、
まず、タイトルが良い、
普段あまり行かないデパートへ
行きたくなるのかどうか、そんな感じで読み始めた」



デパート、そこは
フロアごとにまったく違う商品が
それこそギッシリ詰まった場所、
様々な思惑がそこにもあるのだろう。
著者がそんな場所をどうストーリーに取り込むのか。

舞台は夜のデパート、
最初に登場するのはそのデパートで働いている女性、

彼女は復讐を果たすためなのか、どうか、
宝飾品のフロアに向かって
明かりの消えたデパートを移動する。

そして同じ日の同じ時刻、
別のフロアでは家出もどきのカップルや
死を覚悟したホームレス、
ピストルを持った男などが
各階をそれぞれの思惑で動いていた、
さらにそこに創業者一族の新しい社長も加わり、
どうやら長い夜になりそうだ。


映画の群像劇のように
少しづつ彼らの人となりが描かれ
どうして、この夜、この場所だったのか
だんだん分かってくる。

もたついたところもなく、
スッと読めるので
同時刻に起こる複数の人々の行動が
クリアに頭の中で像を結ぶ。



デパートへ行く人って
限られているように感じる、
現代の傾向を言い当てるキーワードは
「安くて、良いもの」
本当はそれは矛盾している、

けれど幻想かもしれなくても
多くの人はそれを常に求めているのだ。
安売りの消耗戦は現実に続いている。

サービスというものに
過剰な価値は見出せない時代だ、
社員の教育より、短期的なパートの
安い労働力を求め、
買う方も売る方も
何を欲し、どこを目指しているのか。

ラストに向かって、
それぞれの思惑が交錯し
ラストには明るい希望も見えた。

でもこのデパートは合併後に
実質つぶれてしまうのだろうな、
それが現実、
それを嘆いても仕方ない、
その後は気になるが
このままが幸せなのかもしれない。

★100点満点で70点

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真保祐一

1961年、東京生まれ。アニメーション・ディレクターを経て、1991年「連鎖」で江戸川乱歩賞を受賞して、作家デビュー。 1996年、『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞を、1997 年、『奪取』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞長編部門をダブル受賞。また、『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。ミステリー、冒険小説を中心に、近年は時代小説のジャンルにも進出し、エンターテインメント小説の最前線にいる作家。

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映画「ヤギと男と男と壁と」超能力って信じる?

2010-08-26 00:28:29 | ミニシアター系映画
「ヤギと男と男と壁と 」★★☆
ジョージ・クルーニー、ジェフ・ブリッジス、ユアン・マクレガー、ケヴィン・スペイシー 出演
グラント・ヘスロヴ 監督、94分 、2010年8月14日公開、2009,アメリカ・イギリス,日活
(原題:THE MEN WHO STARE AT GOATS)





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「新聞記者ボブ・ウィルトン(ユアン・マクレガー)は
離婚の痛手を断ち切ろうと、
戦下のイラクへ取材に向かい
そこで信じられない特殊工作員と出会う、
その人物はかつてエスパー兵士だった!」



バカバカしいけれど
本当にそういう試みはされたようだ、
そりゃあ超能力がホントにあるなら
武器も要らないし、
殺人なんかしなくても
平和的な解決も可能となるかも。


ジョージ・クルーニーは
時々くっだらない映画に出るので
この映画でも驚かないが、
ケヴィン・スペイシーは何故って感じ、
そして今年の主演男優賞の
ジェフ・ブリッジスまで出てるよ。

映画の製作をする上で
最初は「面白そうな題材だ」って
ノリノリで作り始めたかもしれないが、

「核」となる部分が弱いので
結局最後のほうは「反戦」というか
戦争の愚かさみたいな
真面目な方向に舵をきって
確かにそうなんだけど、この映画では
違うだろと感じた。

終始小ネタで脱力系の笑いが続くが
こういうノリの笑いって
アメリカ人は大丈夫かもしれないが
日本人には厳しいんじゃないかな。


まあ、「面白かった?」って聞かれたら
他にももっと面白いのがあるからって
この映画自体は特には勧めないかな。


★100点満点で50点


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タイトルが一番面白かったかな、レンタルで充分。

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映画「キャタピラー 」自分の意志など求められない芋虫が這いまわる

2010-08-25 07:31:36 | 邦画
「キャタピラー 」★★★☆
寺島しのぶ、大西信満、吉澤健、粕谷佳五、増田恵美、河原さぶ 出演
若松孝二 監督、84分、2010年8月15日公開、2010,日本,若松プロダクション、スコーレ株式会社
(原題:CATERPILLAR/芋虫)




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「寺島しのぶがベルリン国際映画祭で
銀熊賞最優秀女優賞を獲得した作品、
この映画は反戦映画とも見えるが
それより四肢を失って戻った夫を
時にいたわり、時に乱暴に扱いながらも
愛しくてたまらない気持ちを
セリフなしで演技で表現した彼女の映画といえる」



戦争の悲惨さは今更言うまでもない、
けれど人は忘れっぽい生き物
時々こうして目で確認しないと
「戦争なんて本当にあったのか」
そんな気分にもなることも確かだ、
この危機意識など全くない平和ボケの現在。



四肢を失いまさに芋虫(キャタピラー)のように
地面を這いずる姿は衝撃的、

けれど時折挟まれる戦争の状況、
広島、長崎の原爆のシーンなど
劇中の出来事と直接的に関係ない映像は
なんだかちぐはぐな印象も受ける。

もしもっと強烈に訴えたいのなら
原爆で被爆した人々が水を求めて
地面を這いずる様子を映像化した方が
訴えるものは大きかった気がする。

国家の決めた戦争という行為を前に
ひとりひとりの人間はまさに四肢を失った
ただの生き物となるのだろう

そこには自分の意見も言えず
命令のまま行動するゲームの駒のよう、
何の為に勉強し
それぞれの特性を持って生まれたのか
そんな無念な気持ちは強烈に感じた。


この映画を見終わって
人と感想を言い合うような映画じゃないが
名古屋のシネマスコーレは
アジア映画好きの自分にとって
とても親密な映画館なので
その映画館で、こってりした映画を見る喜び、

映画館を出ると変わらない風景、
色々あるけどこの平和ボケの風景を守りたいものだ。


★100点満点で70点


soramove
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補助椅子も沢山でていて、ヒットしているようで嬉しかった。

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